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リストマーク 『硫黄島からの手紙』 

2006年12月21日 ()
第二次世界大戦末期の熾烈を極めたと言われる硫黄島の戦いを日米双方の視点から描いた2部作の第2弾。
日本側指揮官であった栗林忠道中将が家族に宛てた手紙をまとめた『「玉砕総指揮官」の絵手紙』を原案として、硫黄島の戦いを日本側の視点から描いた作品。

2006年、硫黄島。地中から何百通もの手紙が発見される。それは、61年前この地で戦って散っていった日本人兵士たちが家族に宛てて書いた手紙であった・・・。
1944年6月、日本本土攻撃のための中継地確保のために間もなくアメリカ軍が大挙して攻撃してくるであろう硫黄島にひとりの指揮官が到着する。栗林忠道中将。彼はかつてアメリカ留学の経験があり、アメリカに友人も多く持つ親米家であり、日本軍の中にあっては先進的な考えの持ち主であった。
硫黄島に到着した日、栗林は体罰を受けそうになっていた一兵卒を助ける。その兵卒は、身重の新妻を残して出征してきた元パン屋、西郷。西郷はシニカルな人間であったが、栗林の人柄に触れ親しみを抱くのであった。
間もなく、アメリカ軍を迎え撃つために栗林は画期的な作戦を指示。それは兵士たちにとって想像を絶する過酷なものであったが、西郷や乗馬のオリンピック金メダリストであったバロン西こと西竹一中佐らは栗林を信頼して任務に励むのであった。しかし、将校たちの中には栗林を快く思わない者もいた。
やがてアメリカ軍が到着、激しい戦闘が始まる。栗林は「玉砕」を禁じる指令を発するが、栗林を信頼していなかった将校たちはその指令を潔しとなかった・・・。

実は見に行く前、少し懸念がありました。
2部作の第1弾である『父親たちの星条旗』を見て、クリント・イーストウッド監督が「硫黄島の戦い」というものを、当事国の人でありながら必要以上の感傷やヒロイズムや戦争対する考えを全面に押し出すことなく描こうとしたことがわかったので、おそらく日本側から描いた本作も、同じようなスタンスで描いているだろうとの予測はできたのですが、日本人である私自身が、公平な視点で見ることができるだろうか、必要以上に感傷的になってしまうのではないだろうかと。
しかし、その懸念は杞憂に終わりました。
うまく言えないのですが、イーストウッド監督は、そういったよけいな感情を抱くことなく見ることができるような作り方をしていると思いました。

『父親たちの星条旗』では、日本兵たちは、主人公たちが恐怖を感じる姿の見えない敵として描かれていましたが、そこには恐怖感こそあれ、憎しみを抱かせる存在としては描かれていませんでした。
そして本作は、その姿の見えない敵の姿が人間味溢れる存在として描かれているわけですが、同様に彼らの命を奪う敵であるからといってアメリカ兵たちに憎しみを感じることはありませんでした。(ヒドいヤツらも出てくるには出てくるのですが・・・)
双方の兵士たちはあくまで同等に描かれているといいましょうか、どちらを見ても、その敵側を憎む感情を抱かせない描き方がなされていると感じました。
どちらも1本の作品として鑑賞する価値のある優れた作品だと思いますが、やはりこの2部作は、2本で1つなのだと思います。

日本を描いた外国映画を見ると、往々にして勘違いや間違った描写があり、どうしてもそのあたりにひっかかりを感じてしまったりするものですが、本作は、日本映画を見ているような錯覚に陥るほどかなり正確な描写がなされています。
相当な労力と時間とお金をかけたものと思われます。
また、この作品で描かれている物語がどれくらい史実通りなのかはわからないのですが(おそらく主要登場人物の何人かは架空の人物と思われますが)、硫黄島協会の方が「真実を映している」とおっしゃったそうなので(パフレットP26)、細かなエピソードなどはフィクションであったとしても、描かれているその世界は真実に近いものだと思っていいのでしょう。

ただ、少しだけ気になったことがありました。
硫黄島はものすごく暑いところで、鼻をつく硫黄の臭いがし、当時は飲み水すら満足に確保できず、食料の補給も不十分であった(補給物資を積んだ軍機の多くが撃墜されたため)といいます。
そんな状態の中で、地下都市と呼べるほどの規模の要塞を構築するために穴を掘り続けた兵士たち。想像を絶する過酷さだったことでしょう。
そういったことはセリフやいろいろな場面で確かに登場するのですが、あまり実感できないというか、過酷さがあまり感じられなかったように思います。
前述したように必要以上の感傷を排除するためにわざとそういう描き方をしたのかもしれませんが、硫黄島の日本軍のすごさは戦闘よりもそこにあったと私は思いますので、もう少し描かれていてもよかったかと。
・・・でも、それはやはりこの作品の趣旨とは少しズレますね。(なんだかんだ言いながらやっぱりちょっと感傷的になっているかも、自分。)
あと、すっごく些細なことなのですが、当時の日本人は「いおうじま」ではなく「いおうとう」と言っていたのではないかなと(アメリカさんは「いおうじま」だったようですが)。生還者の方や硫黄島の戦いに関係した方のインタビューを聞いたことがありますが、皆さん「いおうとう」とおっしゃっていたような記憶が・・・。
いや、映画ですからね、いいんですけど。ちょっと気になったのでした。

すでに始まっている賞レースでは、『父親たちの星条旗』よりも本作が多く受賞・ノミネートされていて(LA批評家協会賞作品賞受賞、ゴールデン・グローブ外国語映画賞・作品賞ノミネート、放送映画批評家協会賞作品賞・監督賞・外国語映画賞ノミネートなど)、オスカーの期待も高まっているようです。
映画としての完成度は『父親たちの星条旗』より本作の方が高いと思いますので、それも納得です。

しかし、賞レースよりも何よりも、日本が描きたくてもなかなか描けないでいる戦争を日本兵たちの姿を、こんなにも真摯に暖かく描いてくれたクリント・イースドウッド監督に感謝したい気持ちでいっぱいです。
「天皇陛下万歳」「靖国で会おう」、好むと好まざるとにかかわらず、そう叫んで散っていかねばならなかった日本兵たち。(死の直前にはほとんどが母や妻の名を叫んだとか・・・)
『父親たちの星条旗』の感想にも書きましたが、戦争に是非はあってもそこで戦う兵士たちに是非はないと私は思います。
戦争は忌むべきものですが、今、私たちがこうやって経済大国の1つとして何不自由ない暮らしができる現在の日本は、彼らの命という礎の上に成り立っているのだということを忘れてはならない・・・そう思います。

硫黄島から未だ回収されていない1万3000柱のご遺骨が、少しでも早くひとりでも多く、ご遺族の元に戻ることができますことを祈ります。

関連エントリ
『父親たちの星条旗』

オススメ度 4
(5=絶対オススメ! 4=観て損はない。 3=まずまずかな。 2=観てもいいけど、面白くないかも。 1=観たらお金と時間の無駄。お好きな映画だったらゴメンなさい。)

B000XG9Q9C硫黄島からの手紙 [LETTERS FROM IWO JIMA] [DVD]
監督:クリント・イーストウッド
出演:渡辺謙 二宮和也 伊原剛志 中村獅堂(2006年度作品)
ワーナー・ホーム・ビデオ 2007-12-07

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B001AHAGWE硫黄島からの手紙 [LETTERS FROM IWO JIMA] [Blu-ray]
監督:クリント・イーストウッド
出演:渡辺謙 二宮和也 伊原剛志 中村獅堂(2006年度作品)
ワーナー・ホーム・ビデオ 2008-06-11

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「玉砕総指揮官」の絵手紙「玉砕総指揮官」の絵手紙
栗林 忠道 吉田 津由子
小学館 2002-03

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硫黄島協会 http://www.iwo-jima.org/
[2006.12.21(Thu) 12:00] 映画・DVD感想/あ行Trackback(3) | Comments(10)
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COMMENT

おはようございます。
けろにあさんの感想がとても熱っぽかったのでコメントせずにいれませんでした。
硫黄島の二作は見ようと思っていて、まだ見てないですがけろにあさんの感想を読んでかなり見応えがあるんだろうと感じました。
私は戦後生まれの人間だから、スクリ−ンの中でその凄惨さ、非情さ、といったものを半ば義務だと捉えてできるだけ見るようにしています。
第二次大戦やベトナム戦争、アフリカの内戦、近年ではアフガン・イラクへのアメリカの侵攻。
たくさん見ていると、けろにあさんがおっしゃるように、日本がわい曲されて描かれていて違和感を覚えたり、とちらかにかたよった描かれ方をしていて「なんだかなぁ」と思うこともあります。当然ですがたいがいハリウッド映画はアメリカ寄りです。ドキュメント仕立てでは客が来ないからかなぁ。9・11以降は増えましたけどね。みんな「英雄もの」より「事実」を欲してきているんえしょうかね。
でも硫黄島は日本映画かと思えるような描かれ方なんですね。イ-ストウッド監督に感謝です。
映画によってはともすると感傷的になるものもあるので、見終わった後にひっかかる部分があると、関連した本を読んで足りない情報を補足するようにしています。そういったときは自分は歴史認識が足りてないと痛切に感じます。
いずれにしても、間違いなくほんの何十年間か前に現実に起こったことなのだから、
>「天皇陛下万歳」「靖国で会おう」、好むと好まざるとにかかわらず〜
と、けろにあさんの書かれておられるようにいつも心のどこかに意識していたいし、当たり前のように生きているのが「生かされている。それもかなり偶然に」とも思えるので、これからも痛みに耐えながら(最近けっこうリアルに描かれているので)戦争映画を見続けると思います。その度に「じゃあ、自分はどう生きるべきか」とか「何をすべきか」と考えるチャンスにしたいと思っています。
あ〜朝からマジになってしまった。頭が起きていないので文章がおかしい点は見逃してくださいっ。
ところでUKYOさんのF1あいうえお面白いですね!ミをひける人は誰だろう。私はフルネ−ムで記述されてほしかったのでシであえてシュ−マッハと書きませんでした。ささやかなこだわりです(笑)
by なり

なりさん
朝から熱いコメントをありがとうございました(笑)
硫黄島2部作、是非ご覧になってください。
なんというか、作り手の主張が全面に押し出されてなくて、主旨がじんわり感じられる・・・そんな作品です。
両作品とも決して手放しで絶賛するわけではありませんが、私は見てよかったと思いましたし、多くの方に見て欲しいと思いました。
そんで、先日「父親たちの星条旗」の方の原作の文庫版を見つけたので(以前出版されて品切れになっていたのが再販されたもよう)買いました。コレ読んで、もっと勉強しようと思ったんですよね。
なりさんの仰るように、痛みに耐えて、「じゃあ、自分はどう生きるべきか」とか「何をすべきか」と考えるチャンスにしたいと、私も思います。

> F1あいうえお
わー、私も同じです。「シューマッハ」じゃだめなのですよ「ミハエル・シューマッハ」じゃないと。
やっぱなりさんとはこだわる部分が似てる(爆)
他の方に「ミ」取られないように、私たち2人のどちらかが書けるように頑張りましょう(笑)
by けろにあ

はいっ、スペシャルな「ミ」、引きたいですね〜。ミだったらあとミシュランとかミカ・ハッキネンとか、ミカ・サロとか、労せずして書き込めるんですけどね〜。ミナルディも!でもここであげられるだけでもなんか嬉しいんですけど♪♪
by なり

なりさん
頑張りましょうね〜。
他の人にとられてなるものかーっ(笑)
そうだ、「マ」もとりましょう!
マイケル・シューマッカー
連続でどうだ!(笑)
by けろにあ

ぴょん吉のリクエストで、今日2人でみてきました。
情に訴える作品ではないのがよかったです。
静かに心に杭を打たれような感じがしました。
by おぺ

おぺさん
おおー、ぴょん吉くんも、こういう作品をリクエストするほど大きくなったのですねぇ。
いい作品でしたでしょう。
っていうか、日本人として見ておくべき作品かな。
コレ2本でひとつだと思うので、いつか是非『父親たちの星条旗』もご覧になってくださいね。
ぴょん吉くんと一緒に。
by けろにあ

見るべきですね
実は1月の半ばに 娘と観てきてたんですが
なかなかこちらに感想を書けなくて・・・
これはまさに日本人なら 見ておくべき映画だと思いました。面白いとか面白くないとかではなくて・・・

戦争は悪ですが 家族の為国の為と敵兵を殺し死んで行った兵には けろにあさんが仰るように是も非もありません。 娘の大学は靖国神社の傍にあるのですが
娘は一緒に靖国に行こうといいました。靖国問題が政治的に扱われてる中で この映画を観て素直に「靖国で会おう」と自爆していった同年齢の兵士を見てご冥福を祈りたいというのです。でも戦争を推進し 多くの兵士を見捨てたÅ級戦犯には手を合わせたくないともいいました。そして 言葉は大事だね 敵だと思った人と話せる人がいるというだけで 相手はわけもわからない敵ではなく人間なんだと気がつくのだからともいってました。(んじゃ もっと勉強せいと思う母)とにかく親子で色々戦争について話し合う良い機会になりました この映画は・・・
日本人が描いたら もっとセンチメンタルに悲壮感漂うお涙頂戴的なものになったでしょう たぶん・・・でも この淡々とまるでドキュメンタリーとも思えるようなつくりに 真実味が感じられて感動しました。けろにあさんが仰ってる塹壕掘りの過酷さは TVでの特集でやってましたが この映画にはそんな必要はないかと思います。対米軍との戦闘での人間性を描きたかったんじゃないのかと思ったからです。
でも 隣にいらしたご年配のご夫婦のご主人は丁度戦争にいってらしたぐらいの方でしたが
私達がボロボロ泣いていたのに 泣かれてませんでした。現実はもっと酷いものだと思ってらっしゃったのかもしれませんね・・・

それ以降 会う人にこの映画を観るように勧めてます。本当は「SPIRIT」と同じ一位にいれたかったんですけど やっぱジェットが大事なので2位にしちゃいました。ごめんね イーストウッド監督・・・

アカデミー賞頑張って欲しいなぁ 
 
by ケイ

◆ケイさん
熱いご感想ありがとうございます。
仰るように見るべき映画ですよね。
ケイさんがお嬢さんとすばらしい語らいの時間をお持ちになれたように、この作品は、そういう意味で見る価値のある作品だと思います。
多くの方にご覧いただきたいですよね。

> 塹壕掘りの過酷さ
見たときはエントリに書いたように感じたのですが、ケイさんの仰るように、なくてよかったんだと今は思います。

アカデミー賞、頑張ってほしいですよね。
by けろにあ

(こちらにも失礼します)
けろにあさん&皆さんの感想を読んでるだけでジワッとしてしまいます。これでもか これでもか と悲惨な映像を押し付けてくる戦争映画は好きではないのですが(←すみません個人的感情です。お好きな方はご容赦ください)この2部作は本当に見てよかったです。
ケイさんの娘さん 偉い!素晴らしい若者が将来の日本を背負っていってくれるのですね^^。ちなみにうちの息子(中学生)も「この映画 学校で見ればいいのに」といってました。
どうして日本でこういう映画が作れないのかなって思いましたけど そう あまりにも感情的に描いてしまいそうですものね。
ケイさんのお隣のご夫婦の様子 痛感しました。
by 春美

◆春美さん
こちらにもご感想ありがとうございます。
> これでもか これでもかと悲惨な映像を押し付けてくる戦争映画
は、逆にカンタンに作れますよね。
でも、そうじゃないところがこの2部作のすばらしいところですよね。
春美さんの息子さんもすばらしい!
>「この映画 学校で見ればいいのに」
仰る通り!
戦争は絶対に忌むべきものですし、戦争で行われる(行われた)残虐な行為は決して肯定できるものではりませんが、現在の私たちがあるのは、いやおうなく徴兵され戦わざるを得なかった人々がいたからこそだという感謝の気持ちは持つべきものだと思います。
そして、こういう作品を作ってくれたイーストウッド監督にも感謝です。
by けろにあ

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COMMENT

おはようございます。
けろにあさんの感想がとても熱っぽかったのでコメントせずにいれませんでした。
硫黄島の二作は見ようと思っていて、まだ見てないですがけろにあさんの感想を読んでかなり見応えがあるんだろうと感じました。
私は戦後生まれの人間だから、スクリ−ンの中でその凄惨さ、非情さ、といったものを半ば義務だと捉えてできるだけ見るようにしています。
第二次大戦やベトナム戦争、アフリカの内戦、近年ではアフガン・イラクへのアメリカの侵攻。
たくさん見ていると、けろにあさんがおっしゃるように、日本がわい曲されて描かれていて違和感を覚えたり、とちらかにかたよった描かれ方をしていて「なんだかなぁ」と思うこともあります。当然ですがたいがいハリウッド映画はアメリカ寄りです。ドキュメント仕立てでは客が来ないからかなぁ。9・11以降は増えましたけどね。みんな「英雄もの」より「事実」を欲してきているんえしょうかね。
でも硫黄島は日本映画かと思えるような描かれ方なんですね。イ-ストウッド監督に感謝です。
映画によってはともすると感傷的になるものもあるので、見終わった後にひっかかる部分があると、関連した本を読んで足りない情報を補足するようにしています。そういったときは自分は歴史認識が足りてないと痛切に感じます。
いずれにしても、間違いなくほんの何十年間か前に現実に起こったことなのだから、
>「天皇陛下万歳」「靖国で会おう」、好むと好まざるとにかかわらず〜
と、けろにあさんの書かれておられるようにいつも心のどこかに意識していたいし、当たり前のように生きているのが「生かされている。それもかなり偶然に」とも思えるので、これからも痛みに耐えながら(最近けっこうリアルに描かれているので)戦争映画を見続けると思います。その度に「じゃあ、自分はどう生きるべきか」とか「何をすべきか」と考えるチャンスにしたいと思っています。
あ〜朝からマジになってしまった。頭が起きていないので文章がおかしい点は見逃してくださいっ。
ところでUKYOさんのF1あいうえお面白いですね!ミをひける人は誰だろう。私はフルネ−ムで記述されてほしかったのでシであえてシュ−マッハと書きませんでした。ささやかなこだわりです(笑)
[ 2006.12.23(Sat) 10:20] URL | なり #- | EDIT |

なりさん
朝から熱いコメントをありがとうございました(笑)
硫黄島2部作、是非ご覧になってください。
なんというか、作り手の主張が全面に押し出されてなくて、主旨がじんわり感じられる・・・そんな作品です。
両作品とも決して手放しで絶賛するわけではありませんが、私は見てよかったと思いましたし、多くの方に見て欲しいと思いました。
そんで、先日「父親たちの星条旗」の方の原作の文庫版を見つけたので(以前出版されて品切れになっていたのが再販されたもよう)買いました。コレ読んで、もっと勉強しようと思ったんですよね。
なりさんの仰るように、痛みに耐えて、「じゃあ、自分はどう生きるべきか」とか「何をすべきか」と考えるチャンスにしたいと、私も思います。

> F1あいうえお
わー、私も同じです。「シューマッハ」じゃだめなのですよ「ミハエル・シューマッハ」じゃないと。
やっぱなりさんとはこだわる部分が似てる(爆)
他の方に「ミ」取られないように、私たち2人のどちらかが書けるように頑張りましょう(笑)
[ 2006.12.23(Sat) 21:46] URL | けろにあ #tnzvu2vM | EDIT |

はいっ、スペシャルな「ミ」、引きたいですね〜。ミだったらあとミシュランとかミカ・ハッキネンとか、ミカ・サロとか、労せずして書き込めるんですけどね〜。ミナルディも!でもここであげられるだけでもなんか嬉しいんですけど♪♪
[ 2006.12.24(Sun) 01:29] URL | なり #- | EDIT |

なりさん
頑張りましょうね〜。
他の人にとられてなるものかーっ(笑)
そうだ、「マ」もとりましょう!
マイケル・シューマッカー
連続でどうだ!(笑)
[ 2006.12.24(Sun) 02:28] URL | けろにあ #tnzvu2vM | EDIT |

ぴょん吉のリクエストで、今日2人でみてきました。
情に訴える作品ではないのがよかったです。
静かに心に杭を打たれような感じがしました。
[ 2006.12.27(Wed) 20:49] URL | おぺ #- | EDIT |

おぺさん
おおー、ぴょん吉くんも、こういう作品をリクエストするほど大きくなったのですねぇ。
いい作品でしたでしょう。
っていうか、日本人として見ておくべき作品かな。
コレ2本でひとつだと思うので、いつか是非『父親たちの星条旗』もご覧になってくださいね。
ぴょん吉くんと一緒に。
[ 2006.12.28(Thu) 23:23] URL | けろにあ #tnzvu2vM | EDIT |

実は1月の半ばに 娘と観てきてたんですが
なかなかこちらに感想を書けなくて・・・
これはまさに日本人なら 見ておくべき映画だと思いました。面白いとか面白くないとかではなくて・・・

戦争は悪ですが 家族の為国の為と敵兵を殺し死んで行った兵には けろにあさんが仰るように是も非もありません。 娘の大学は靖国神社の傍にあるのですが
娘は一緒に靖国に行こうといいました。靖国問題が政治的に扱われてる中で この映画を観て素直に「靖国で会おう」と自爆していった同年齢の兵士を見てご冥福を祈りたいというのです。でも戦争を推進し 多くの兵士を見捨てたÅ級戦犯には手を合わせたくないともいいました。そして 言葉は大事だね 敵だと思った人と話せる人がいるというだけで 相手はわけもわからない敵ではなく人間なんだと気がつくのだからともいってました。(んじゃ もっと勉強せいと思う母)とにかく親子で色々戦争について話し合う良い機会になりました この映画は・・・
日本人が描いたら もっとセンチメンタルに悲壮感漂うお涙頂戴的なものになったでしょう たぶん・・・でも この淡々とまるでドキュメンタリーとも思えるようなつくりに 真実味が感じられて感動しました。けろにあさんが仰ってる塹壕掘りの過酷さは TVでの特集でやってましたが この映画にはそんな必要はないかと思います。対米軍との戦闘での人間性を描きたかったんじゃないのかと思ったからです。
でも 隣にいらしたご年配のご夫婦のご主人は丁度戦争にいってらしたぐらいの方でしたが
私達がボロボロ泣いていたのに 泣かれてませんでした。現実はもっと酷いものだと思ってらっしゃったのかもしれませんね・・・

それ以降 会う人にこの映画を観るように勧めてます。本当は「SPIRIT」と同じ一位にいれたかったんですけど やっぱジェットが大事なので2位にしちゃいました。ごめんね イーストウッド監督・・・

アカデミー賞頑張って欲しいなぁ 
 
[ 2007.02.02(Fri) 16:58] URL | ケイ #PWvU2Zbg | EDIT |

◆ケイさん
熱いご感想ありがとうございます。
仰るように見るべき映画ですよね。
ケイさんがお嬢さんとすばらしい語らいの時間をお持ちになれたように、この作品は、そういう意味で見る価値のある作品だと思います。
多くの方にご覧いただきたいですよね。

> 塹壕掘りの過酷さ
見たときはエントリに書いたように感じたのですが、ケイさんの仰るように、なくてよかったんだと今は思います。

アカデミー賞、頑張ってほしいですよね。
[ 2007.02.03(Sat) 01:44] URL | けろにあ #tnzvu2vM | EDIT |

けろにあさん&皆さんの感想を読んでるだけでジワッとしてしまいます。これでもか これでもか と悲惨な映像を押し付けてくる戦争映画は好きではないのですが(←すみません個人的感情です。お好きな方はご容赦ください)この2部作は本当に見てよかったです。
ケイさんの娘さん 偉い!素晴らしい若者が将来の日本を背負っていってくれるのですね^^。ちなみにうちの息子(中学生)も「この映画 学校で見ればいいのに」といってました。
どうして日本でこういう映画が作れないのかなって思いましたけど そう あまりにも感情的に描いてしまいそうですものね。
ケイさんのお隣のご夫婦の様子 痛感しました。
[ 2007.07.29(Sun) 16:24] URL | 春美 #V3.TFzc2 | EDIT |

◆春美さん
こちらにもご感想ありがとうございます。
> これでもか これでもかと悲惨な映像を押し付けてくる戦争映画
は、逆にカンタンに作れますよね。
でも、そうじゃないところがこの2部作のすばらしいところですよね。
春美さんの息子さんもすばらしい!
>「この映画 学校で見ればいいのに」
仰る通り!
戦争は絶対に忌むべきものですし、戦争で行われる(行われた)残虐な行為は決して肯定できるものではりませんが、現在の私たちがあるのは、いやおうなく徴兵され戦わざるを得なかった人々がいたからこそだという感謝の気持ちは持つべきものだと思います。
そして、こういう作品を作ってくれたイーストウッド監督にも感謝です。
[ 2007.07.30(Mon) 08:07] URL | けろにあ #tnzvu2vM | EDIT |

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