『PTU』
2006年07月11日 (火)
先日見た『ブレイキング・ニュース』がけっこう面白かったので、ジョニー・トー作品を。
といっても、我が家の近くにあるレンタル屋には、トー作品がほとんどなくて、あまり見られないのだけど・・・。
ある刑事の拳銃紛失事件とマフィアの息子殺害事件を追う警察内の3つの組織に属する警察官たちの一夜を描いたサスペンス・アクション。
「PTU」とは、緊急事態時に人員の提供を行うことを主な任務としている香港警察特殊機動部隊(Police Tactical Unit)のこと。隊員は軍隊のような制服を着用している。(映画の中では、夜の街を巡邏していたので、そういう業務もあるのかもしれない。)
ある夜、組織犯罪課の刑事サァが、街のチンピラとの揉め事の最中、自らのミスで拳銃を紛失。それを知ったサァの親友であるPTU(香港警察特殊機動部隊)のホー隊長は、サァの窮地を救うべく自らの部隊を使って拳銃探しを手伝う。
同じ頃、サァの揉め事の相手であるチンピラたちのリーダー・マーが殺し屋に殺害される事件が発生。マーがマフィアの息子であったことから、女性刑事チョン率いるCID(重犯罪特捜班)が捜査に乗り出し、息子を殺されたマフィアのボスも犯人は敵対勢力であると判断し、報復に動き始める。
なんとしても拳銃を見つけ出したいサァとホー、事件を解決したいチョン。タイムリミットは勤務時間の終わる午前4時。
そして、それぞれの思惑で動いていたPTU、CID、マフィアのボス、殺し屋、そしてサァ刑事が、早朝の香港のある場所に集結する。
まず、私の大好きなトー作品『ザ・ミション 非情の掟』や『ブレイキング・ニュース』に比べると、いまひとつテンポがよくないかなというのが、正直な感想。
なんか、こう、ビシッと一本通ったものがないというか・・・。後半は、トー監督らしくすごくクールなのだけど、前半コメディっぽいし。
サァが拳銃を無くす原因とそのオチが、やはりちょっと寒い…よねぇ。
まあ、サァを演じているのがラム・シューなので、とってもらしくていいんですけどね。ラム・シューを知らないと、バカバカしく見えちゃうかも。で、最後、アンタのせいでエライことになったのに、何かっこつけてるんだぁー! あ、でも、それで一気に解決したってのもあるか(笑)
個人的に印象的だったのは、サイモン・ヤム演じるホー隊長が示すサァに対するクールな友情。表面的にはクールなんだけど、自らや自らの部下を危険にさらしても協力するあたり、心の内には厚い友情を秘めているのだなと。
同様に、そんな隊長に、なんでオレたちが…と不満を言いながらも、隊長の身を案じて行動を共にするPTUの隊員たちの姿。ぐっときますねぇ。こういうのを描くの、ほんっとにトー監督はウマイ。
また、トー監督はかなり警察組織や内情を調査したようで、軍人のようなキビキビしたPTU隊員たちの動作や銃撃戦の際のフォーメーションなどは実際のものに近いらしいし、作品中で描かれているような、PTUやCIDのかなーり強引な(暴力的な)捜査方法や不祥事隠しも実際あるようなので、そのあたりはとても興味深い。
オススメ度 3
(5=絶対オススメ! 4=観て損はない。 3=まずまずかな。 2=観てもいいけど、面白くないかも。 1=観たらお金と時間の無駄。お好きな映画だったらゴメンなさい。)
といっても、我が家の近くにあるレンタル屋には、トー作品がほとんどなくて、あまり見られないのだけど・・・。
ある刑事の拳銃紛失事件とマフィアの息子殺害事件を追う警察内の3つの組織に属する警察官たちの一夜を描いたサスペンス・アクション。
「PTU」とは、緊急事態時に人員の提供を行うことを主な任務としている香港警察特殊機動部隊(Police Tactical Unit)のこと。隊員は軍隊のような制服を着用している。(映画の中では、夜の街を巡邏していたので、そういう業務もあるのかもしれない。)
ある夜、組織犯罪課の刑事サァが、街のチンピラとの揉め事の最中、自らのミスで拳銃を紛失。それを知ったサァの親友であるPTU(香港警察特殊機動部隊)のホー隊長は、サァの窮地を救うべく自らの部隊を使って拳銃探しを手伝う。
同じ頃、サァの揉め事の相手であるチンピラたちのリーダー・マーが殺し屋に殺害される事件が発生。マーがマフィアの息子であったことから、女性刑事チョン率いるCID(重犯罪特捜班)が捜査に乗り出し、息子を殺されたマフィアのボスも犯人は敵対勢力であると判断し、報復に動き始める。
なんとしても拳銃を見つけ出したいサァとホー、事件を解決したいチョン。タイムリミットは勤務時間の終わる午前4時。
そして、それぞれの思惑で動いていたPTU、CID、マフィアのボス、殺し屋、そしてサァ刑事が、早朝の香港のある場所に集結する。
まず、私の大好きなトー作品『ザ・ミション 非情の掟』や『ブレイキング・ニュース』に比べると、いまひとつテンポがよくないかなというのが、正直な感想。
なんか、こう、ビシッと一本通ったものがないというか・・・。後半は、トー監督らしくすごくクールなのだけど、前半コメディっぽいし。
サァが拳銃を無くす原因とそのオチが、やはりちょっと寒い…よねぇ。
まあ、サァを演じているのがラム・シューなので、とってもらしくていいんですけどね。ラム・シューを知らないと、バカバカしく見えちゃうかも。で、最後、アンタのせいでエライことになったのに、何かっこつけてるんだぁー! あ、でも、それで一気に解決したってのもあるか(笑)
個人的に印象的だったのは、サイモン・ヤム演じるホー隊長が示すサァに対するクールな友情。表面的にはクールなんだけど、自らや自らの部下を危険にさらしても協力するあたり、心の内には厚い友情を秘めているのだなと。
同様に、そんな隊長に、なんでオレたちが…と不満を言いながらも、隊長の身を案じて行動を共にするPTUの隊員たちの姿。ぐっときますねぇ。こういうのを描くの、ほんっとにトー監督はウマイ。
また、トー監督はかなり警察組織や内情を調査したようで、軍人のようなキビキビしたPTU隊員たちの動作や銃撃戦の際のフォーメーションなどは実際のものに近いらしいし、作品中で描かれているような、PTUやCIDのかなーり強引な(暴力的な)捜査方法や不祥事隠しも実際あるようなので、そのあたりはとても興味深い。
オススメ度 3
(5=絶対オススメ! 4=観て損はない。 3=まずまずかな。 2=観てもいいけど、面白くないかも。 1=観たらお金と時間の無駄。お好きな映画だったらゴメンなさい。)
![]() | PTU[PTU] 監督:ジョニー・トー 出演:サイモン・ヤム ラム・シュー ルビー・ウォン(2003年度作品) キングレコード 2005-10-05 by G-Tools |
COMMENT
TB&コメントありがとうございました
おっしゃるように、ちょっとテンポが悪いですよね、十分面白いですが。
でも、この映画はなんといってもラム・シュー。ラム・シューファンにはほんとにたまらないですよこの作品は(笑)
ラストの銃撃戦の時、電話ボックスで頭を抱えているところなんか最高です!
>そんな隊長に、なんでオレたちが…と不満を言いながらも、隊長の身を案じて行動を共にするPTUの隊員たちの姿。ぐっときますねぇ。
ほんとにこういうのがトーさんは抜群に上手いですよね。
サイモン・ヤムが画面手前に向かって歩き出したのに続いて、部下たちが遅れて歩き出すシーン、あのシーンがこの映画で一番痺れます。
でも、この映画はなんといってもラム・シュー。ラム・シューファンにはほんとにたまらないですよこの作品は(笑)
ラストの銃撃戦の時、電話ボックスで頭を抱えているところなんか最高です!
>そんな隊長に、なんでオレたちが…と不満を言いながらも、隊長の身を案じて行動を共にするPTUの隊員たちの姿。ぐっときますねぇ。
ほんとにこういうのがトーさんは抜群に上手いですよね。
サイモン・ヤムが画面手前に向かって歩き出したのに続いて、部下たちが遅れて歩き出すシーン、あのシーンがこの映画で一番痺れます。
by micchii
ラム・シュー!
micchiiさん
TB&コメントありがとうございます。
ホントこの作品は、ラム・シューに始まり、ラム・シューに終わる作品ですね。
ともすれば、サイモン・ヤムやPTU隊員たちのカッコよさが吹き飛んでしまいそうなほど、もういとおしくなってしまうくらいラム・シューが魅力的です(笑)
私もすっかり林雪迷かも・・・。
TB&コメントありがとうございます。
ホントこの作品は、ラム・シューに始まり、ラム・シューに終わる作品ですね。
ともすれば、サイモン・ヤムやPTU隊員たちのカッコよさが吹き飛んでしまいそうなほど、もういとおしくなってしまうくらいラム・シューが魅力的です(笑)
私もすっかり林雪迷かも・・・。
by けろにあ






けろにあ(08/26)
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micchii(08/25)
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