『赤壁(邦題:レッドクリフ) 上』(簡体字字幕&英語字幕)
2008年07月16日 (水)
日本より一足先にアジア各国で今月10日から公開されている『赤壁(レッドクリフ)』、見てきました。
すごく混んでました。初めて並んでチケットを買いました。こちらでもやはり注目度は高いようです(公開から4日間の興行収入が1億元超、初日興行収入は史上最高額だったらしい)。
はっきり言って「三国志」については、まったくと言っていいほど知識も興味もないワタクシなのですが、ジョン・ウーが中国に戻って莫大な制作費(約100億円)を投入して作ったとなれば、やはり見に行かざるを得ないわけで。
が、「三国志」に関しては、登場人物の名前をいくつか聞いたことがある程度の知識しかないので(諸葛亮と諸葛孔明って、別人?同一人物?・・・てな具合)、ネットで「三国志」「赤壁の戦い」で検索して、見に行く直前に30分ほどで最小限の知識を詰め込んで出かけたのでした(笑)
そんな状況で、なおかつ時代モノの難しいセリフを中国語字幕&英語字幕でどこまで理解できるか・・・の鑑賞となったわけですが・・・。
以下、READ MOREをどうぞ。
すごく混んでました。初めて並んでチケットを買いました。こちらでもやはり注目度は高いようです(公開から4日間の興行収入が1億元超、初日興行収入は史上最高額だったらしい)。
はっきり言って「三国志」については、まったくと言っていいほど知識も興味もないワタクシなのですが、ジョン・ウーが中国に戻って莫大な制作費(約100億円)を投入して作ったとなれば、やはり見に行かざるを得ないわけで。
が、「三国志」に関しては、登場人物の名前をいくつか聞いたことがある程度の知識しかないので(諸葛亮と諸葛孔明って、別人?同一人物?・・・てな具合)、ネットで「三国志」「赤壁の戦い」で検索して、見に行く直前に30分ほどで最小限の知識を詰め込んで出かけたのでした(笑)
そんな状況で、なおかつ時代モノの難しいセリフを中国語字幕&英語字幕でどこまで理解できるか・・・の鑑賞となったわけですが・・・。
以下、READ MOREをどうぞ。
READ MORE
いやはや、面白かったです。
上映時間140分。中国では映画は大抵が100分前後なので、特別な扱いなのかな。でも、全然飽きることはありませんでした。
重厚な、ガッチガッチの時代合戦モノなのかなぁと想像してたのですが、予想に反し、全体的になんとなくコミカルで現代的な演出。随所で爆笑が起こっていました。
私の場合、セリフがよく理解できないので、回りの観客ほどは笑えなかったのですが、それでも状況や雰囲気が理解できるシーン何ヶ所か爆笑しました。
登場人物の数は多いのですが、それぞれのキャラも立ってて、もう少し「三国志」を知っていたら、10倍楽しめたろうと思います。
今回の作品は、2部作の1作目ということで(こちらでは(上)となってます)、いわゆる「赤壁の戦い」に入る前で終わっているので、戦闘シーンはそれほど多くありません。
主軸となっているのは、トニー・レオン演じる周瑜と金城武演じる諸葛亮孔明、2人の軍師が、何気ない会話や態度、楽器の演奏を通して相手の能力を測り合い、理解し合っていく姿。
といっても、2人が篤い友情で結ばれる・・・とかではありません。そこは、違う国の軍師同士。微妙な空気が流れています。
金城くんの諸葛亮孔明は、飄々とした天才ぶりで、いつもおだやかな笑みを浮かべており、彼のセリフに観客が爆笑しまくっていたので、気の利いたことを言っているのだと思われます。(金城くんファンの皆さまは期待してOKですよ。)
戦わない軍師である諸葛亮孔明とは違い、トニーの周瑜は戦う軍師で、普段は美しい妻をこよなく愛するおだやかな夫なのですが、いざとなると自ら武器を持ち、馬を駆り、敵を倒しに行きます。諸葛亮孔明よりはクールなカンジ。
が、正直、この役は、トニーではちょっと線が細いように感じました。
当初の構想では、周瑜をチョウ・ユンファが、諸葛亮孔明をトニー・レオンが演じるというものだったようですが、その組み合わせの方がしっくりくるというか、特に周瑜の役は、ユンファに演らせたかったのだろうなと想像できるキャラのように思いました。決してトニーが悪いわけではないんですが、ユンファの周瑜が見てみたかったですね。
なお、声は、トニー、金城くんともに吹き替えです。
戦闘シーンはそれほど多くないといいましたが、全編がそうじゃないというだけで、曹操軍と劉備軍の戦い、曹操軍と孫権・劉備連合軍の戦いのシーンはあります。
なかなかにすばらしいデキです。
以前『投名状』の感想で、戦闘シーンがイマヒトツと書いたのですが、こちらはさすがジョン・ウーと言うべきでしょう。
ジョン・ウー作品で、これだけの規模の戦闘シーン(銃撃戦シーン)の出てくる作品は今までなかったと思うのですが、壮大でスピード感もあって、全体の戦略を観客が理解できて、それでいて登場人物ひとりひとりがどのように戦っているかも見せる・・・『投名状』の戦闘シーンとは格が違うなというのが正直な感想です。(これが先に上映されると『投名状』は不利ですな。いい作品ではあるんですが。)
中でも胡軍(フー・ジュン)さん演じる趙雲のカッコイイことといったら!
この作品が上映される国々に新たな胡軍さんファンが数多く誕生することでしょう。
ジョン・ウーのノワール作品などでは、「二丁拳銃」がお約束のひとつですが、時代モノであるこの作品では、胡軍さんが二刀流で戦う場面あり。思わず「出た!」と口を衝いて出てしまいました(笑)
そして、ジョン・ウーと言えば「鳩」。はい、この作品でも出ます。今までとはちょいと違う使い方で、飛びます、飛びます。請うご期待!
それから、日本から参加の中村獅童くん、架空の人物である孫権軍の将軍?の役ですが、なかなかに頑張っていたと思います。
『スピリット』の田中安野と『硫黄島からの手紙』の伊藤中尉の情けなくない部分を合わせたようなキャラってカンジかな。実直で厳格な将軍の役でした。(隣りの席のカップルの男性が、彼女に「彼は日本人だよ」と教えているのが聞こえました。)
あと、ヴィッキー・チャオ演じる男勝りで勝気な孫権の妹孫尚香、彼女にぴったりの役でした。
が、一緒に見に行ったヴィッキーファンの相方は、「かわいいけど、さすがに年齢的に厳しいなぁ。シワが・・・」と言っておりました(笑)
この作品を見たから即「三国志」に興味を持つわけではないですが、第2部も絶対見に行こうと思います。
秋の日本公開中にうまく一時帰国できたら、日本語字幕で是非もう一度見たいなと思います。
オススメ度 4(5にしてもいいぐらいなんですが、セリフの内容がわかってないのでとりあえず4で)
(5=絶対オススメ! 4=観て損はない。 3=まずまずかな。 2=観てもいいけど、面白くないかも。 1=観たらお金と時間の無駄。お好きな映画だったらゴメンなさい。)
いやはや、面白かったです。
上映時間140分。中国では映画は大抵が100分前後なので、特別な扱いなのかな。でも、全然飽きることはありませんでした。
重厚な、ガッチガッチの時代合戦モノなのかなぁと想像してたのですが、予想に反し、全体的になんとなくコミカルで現代的な演出。随所で爆笑が起こっていました。
私の場合、セリフがよく理解できないので、回りの観客ほどは笑えなかったのですが、それでも状況や雰囲気が理解できるシーン何ヶ所か爆笑しました。
登場人物の数は多いのですが、それぞれのキャラも立ってて、もう少し「三国志」を知っていたら、10倍楽しめたろうと思います。
今回の作品は、2部作の1作目ということで(こちらでは(上)となってます)、いわゆる「赤壁の戦い」に入る前で終わっているので、戦闘シーンはそれほど多くありません。
主軸となっているのは、トニー・レオン演じる周瑜と金城武演じる諸葛亮孔明、2人の軍師が、何気ない会話や態度、楽器の演奏を通して相手の能力を測り合い、理解し合っていく姿。
といっても、2人が篤い友情で結ばれる・・・とかではありません。そこは、違う国の軍師同士。微妙な空気が流れています。
金城くんの諸葛亮孔明は、飄々とした天才ぶりで、いつもおだやかな笑みを浮かべており、彼のセリフに観客が爆笑しまくっていたので、気の利いたことを言っているのだと思われます。(金城くんファンの皆さまは期待してOKですよ。)
戦わない軍師である諸葛亮孔明とは違い、トニーの周瑜は戦う軍師で、普段は美しい妻をこよなく愛するおだやかな夫なのですが、いざとなると自ら武器を持ち、馬を駆り、敵を倒しに行きます。諸葛亮孔明よりはクールなカンジ。
が、正直、この役は、トニーではちょっと線が細いように感じました。
当初の構想では、周瑜をチョウ・ユンファが、諸葛亮孔明をトニー・レオンが演じるというものだったようですが、その組み合わせの方がしっくりくるというか、特に周瑜の役は、ユンファに演らせたかったのだろうなと想像できるキャラのように思いました。決してトニーが悪いわけではないんですが、ユンファの周瑜が見てみたかったですね。
なお、声は、トニー、金城くんともに吹き替えです。
戦闘シーンはそれほど多くないといいましたが、全編がそうじゃないというだけで、曹操軍と劉備軍の戦い、曹操軍と孫権・劉備連合軍の戦いのシーンはあります。
なかなかにすばらしいデキです。
以前『投名状』の感想で、戦闘シーンがイマヒトツと書いたのですが、こちらはさすがジョン・ウーと言うべきでしょう。
ジョン・ウー作品で、これだけの規模の戦闘シーン(銃撃戦シーン)の出てくる作品は今までなかったと思うのですが、壮大でスピード感もあって、全体の戦略を観客が理解できて、それでいて登場人物ひとりひとりがどのように戦っているかも見せる・・・『投名状』の戦闘シーンとは格が違うなというのが正直な感想です。(これが先に上映されると『投名状』は不利ですな。いい作品ではあるんですが。)
中でも胡軍(フー・ジュン)さん演じる趙雲のカッコイイことといったら!
この作品が上映される国々に新たな胡軍さんファンが数多く誕生することでしょう。
ジョン・ウーのノワール作品などでは、「二丁拳銃」がお約束のひとつですが、時代モノであるこの作品では、胡軍さんが二刀流で戦う場面あり。思わず「出た!」と口を衝いて出てしまいました(笑)
そして、ジョン・ウーと言えば「鳩」。はい、この作品でも出ます。今までとはちょいと違う使い方で、飛びます、飛びます。請うご期待!
それから、日本から参加の中村獅童くん、架空の人物である孫権軍の将軍?の役ですが、なかなかに頑張っていたと思います。
『スピリット』の田中安野と『硫黄島からの手紙』の伊藤中尉の情けなくない部分を合わせたようなキャラってカンジかな。実直で厳格な将軍の役でした。(隣りの席のカップルの男性が、彼女に「彼は日本人だよ」と教えているのが聞こえました。)
あと、ヴィッキー・チャオ演じる男勝りで勝気な孫権の妹孫尚香、彼女にぴったりの役でした。
が、一緒に見に行ったヴィッキーファンの相方は、「かわいいけど、さすがに年齢的に厳しいなぁ。シワが・・・」と言っておりました(笑)
この作品を見たから即「三国志」に興味を持つわけではないですが、第2部も絶対見に行こうと思います。
秋の日本公開中にうまく一時帰国できたら、日本語字幕で是非もう一度見たいなと思います。
オススメ度 4(5にしてもいいぐらいなんですが、セリフの内容がわかってないのでとりあえず4で)
(5=絶対オススメ! 4=観て損はない。 3=まずまずかな。 2=観てもいいけど、面白くないかも。 1=観たらお金と時間の無駄。お好きな映画だったらゴメンなさい。)
![]() | 赤壁(レッドクリフ)[RED CLIFF] 監督:ジョン・ウー 出演:トニー・レオン 金城武 チャン・フォンイー フー・ジュン ヴィッキー・チャオ 中村獅童(2008年度作品) 『レッドクリフ』日本語公式サイト |
COMMENT
こんにちは〜^^
けろにあさん、こちらにはお久しぶりです♪
いよいよ日本でもそこここでレッドクリフの話題が聞こえるようになってきてうれしいとこなんですが。。
待ちくたびれたのかも(爆)もうちょっとの辛抱ですけども。
実は見られない投名状が気になっていたりもして^^;
漫画見て想像が膨らんでるのかなw
けろにあさんの感想見て笑いどこがあるっていうのが楽しみです^^
いよいよ日本でもそこここでレッドクリフの話題が聞こえるようになってきてうれしいとこなんですが。。
待ちくたびれたのかも(爆)もうちょっとの辛抱ですけども。
実は見られない投名状が気になっていたりもして^^;
漫画見て想像が膨らんでるのかなw
けろにあさんの感想見て笑いどこがあるっていうのが楽しみです^^
by sucre
◆micchiiさん
三国志ファンの方だと、人物イメージや物語の設定、展開がちょっと違う…ってなることが懸念されますけど(こういう作品の常として)、映画としては、私はかなり面白かったと思います。
ジョン・ウー、ハリウッドでの欲求不満を解消!ってカンジでしょうか?(笑)
周瑜=美男子、お勉強した時に知りました。それだと確かに金城くんの方が合ってるかもですが(トニーファンの方に怒られそう)、この作品の周瑜は、ちょいと違うイメージでしたよ。
二刀流と鳩(しかも白鳩)ともども、そのあたりもお楽しみ下さいまし〜。
micchiiさんのご感想、楽しみにお待ちしてます。
◆sucreさん
こちらこそご無沙汰してしまってます〜。
待ちくたびれますよねー。
『投名状』は待たされっぱなしで、先見えないですし…。
『レッドクリフ』は、たぶんけっこう笑えると思いますよ。
一見、そんな作品に見えないと思いますが、みんな爆笑してましたもの。特に金城くんのセリフに。
「どんな気の利いたこと言ってたんだ〜?」と、今もすっごく気になってます。
日本語字幕で見たいよー。
『投名状』は、香港でディレクターズカット版?DVDが発売されたようですよね。
それには金城くんファンの方にはつらいシーンも入っているとか…。
見たいような見たくないような、ビミョウな気持ちです。
三国志ファンの方だと、人物イメージや物語の設定、展開がちょっと違う…ってなることが懸念されますけど(こういう作品の常として)、映画としては、私はかなり面白かったと思います。
ジョン・ウー、ハリウッドでの欲求不満を解消!ってカンジでしょうか?(笑)
周瑜=美男子、お勉強した時に知りました。それだと確かに金城くんの方が合ってるかもですが(トニーファンの方に怒られそう)、この作品の周瑜は、ちょいと違うイメージでしたよ。
二刀流と鳩(しかも白鳩)ともども、そのあたりもお楽しみ下さいまし〜。
micchiiさんのご感想、楽しみにお待ちしてます。
◆sucreさん
こちらこそご無沙汰してしまってます〜。
待ちくたびれますよねー。
『投名状』は待たされっぱなしで、先見えないですし…。
『レッドクリフ』は、たぶんけっこう笑えると思いますよ。
一見、そんな作品に見えないと思いますが、みんな爆笑してましたもの。特に金城くんのセリフに。
「どんな気の利いたこと言ってたんだ〜?」と、今もすっごく気になってます。
日本語字幕で見たいよー。
『投名状』は、香港でディレクターズカット版?DVDが発売されたようですよね。
それには金城くんファンの方にはつらいシーンも入っているとか…。
見たいような見たくないような、ビミョウな気持ちです。
by けろにあ


















三国志ファン的には、「自ら武器を持ち、馬を駆り、敵を倒しに行」く周瑜というのはありえなくて、周瑜といえば三国志随一の美男子です。わかりやすく言えば、少女漫画の男性登場人物。
なので、ユンファ降板はある意味大歓迎だったわけで、トニーと金城武が逆なら完璧だったのに・・・。
でも、戦う周瑜なら、トニーも金城武もどっちもちょっと違いますね。
鳩に二刀流出ましたか!これだけでも前売り券買った甲斐がありました(笑)