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リストマーク 全民超人漢考克(原題:HANCOCK 邦題:ハンコック)(英語&簡体字字幕) 

2008年08月13日 ()
もうすぐ日本公開になる『ハンコック』。こちらではひと足先に7月に公開になったので、見てきました。(といってももう1ヵ月ほど前のことですが…)

スーパーマンと同じような能力を持ったスーパーヒーロー ハンコック(ウィル・スミス)。
悪人を退治し、窮地に陥った人々を救うヒーローではあるのだけど、スーパーマンとは違って、正体を隠しているわけではなく、しかも酒びたりだでだらしなくて、人助けのためとはいえそのやり方が乱暴で、市民からひんしゅくを買っている(笑)
でもハンコック本人は、そんなことはお構いなし。
ゆえに、子供たちからも「マヌケ」とバカにされ、それでまたブチきれ、よけいにひんしゅくを買う。
ただ、彼自身は記憶をなくしていて、自分が何者なのかよくわからなくて、ちょっと孤独だったりもする。
そんな少々屈折したスーパーヒーロー ハンコックが、ある時、人のいいPRマン レイ(ジェイソン・ベイトマン)を助けたことから、レイのアドバイスを受けてイメージチェンジをはかり、「愛されるスーパーヒーロー」に変身することになるのだが…。

まあ、ひとことで言うとスーパーマンの黒人版?(笑)
明らかにスーパーマンをパロっている(最近はリスペクトと言いますかな)ところもあり。
でも、スーパーヒーローなのに嫌われ者という、今までにない設定ではありますね。刑務所に入っちゃったりするし。
当然のことながらCG満載なのだけど、CGで表現された大げささ加減が、バカバカし面白い。
そんでもって、ハンコックがまともなスーパーヒーローになるべく努力するあたりが笑えます。「ぐーっど、じょーぶ」

ジェイソン・ベイトマン演じるレイがものすごくいい人で、彼とその家族との触れ合いによってハンコックが変わっていく、そういうほのぼのしたお話なのかなぁ…と思いきや、あれ? 途中で予想だにしない設定、展開に…。
でも、ラストはやっぱりちょっとほのぼの。少々やりすぎで気恥ずかしいものはありますが。

CG多様のアクション映画が嫌いでなければ、単純にそこそこ楽しめる作品かと思いますが、どうせ見るならスクリーンをオススメします。
ハンコックがいきなりトビューンと飛ぶところやバカバカし面白いCGは、DVDだと迫力半減だと思いますので。
でも1800円はちと高いかな…。

オススメ度 4(CG使いアクション映画がキライでなければ)
(5=絶対オススメ! 4=観て損はない。 3=まずまずかな。 2=観てもいいけど、面白くないかも。 1=観たらお金と時間の無駄。お好きな映画だったらゴメンなさい。)

『ハンコック』ハンコック[HANCOCK]
監督:ピーター・バーグ
出演:ウィル・スミス ジェイソン・ベイトマン シャーリーズ・セロン(2008年度作品)

ハンコック公式サイト
(サイト、よくできてます)



[2008.08.13(Wed) 03:16] 映画・DVD感想/は行Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 『花花型警(原題)』(簡体字字幕) 

2008年03月18日 ()
某情報サイトで「イケメン満開」作品と紹介された本作、紹介通り、チェン・クンとショーン・ユーという大陸と香港を代表するイケメン二人が主演の刑事アクションモノです。
ワタクシめの目的は、もちろんショーン(^^v
チェン・クンもキレイなお顔だとは思いますが(まつ毛長〜いし)、ちょっと好みではなくて、ただただショーン見たさで行ってきました。
が、なんかアイドル映画風のポスター(相方に言わせると「ダサい」)と『プレイボーイ コップス』という英題にちょっと危機感を感じ(笑)、半額の午前中上映を見てきました。30元なり(日本円約450円)。セコくてすみません。
と、なんと観客、ワタクシを入れて2人・・・。もうひとりは60代と思しきおじさんでした。おじさんが見る映画でもないような・・・。
ま、そんな状況でしたので、指定席無視で、一番見やすい席で見ることができたのはよかったですけどね。

以下、ネタバレの可能性アリなので、READ MORE 以下にて。
ただし、例によってコトバがわからないので、設定やストーリーの細かいところまではよくわかっておりませんので、そのヘンは悪しからず。
READ MORE

ショーン演じる刑事マイケルは、富豪の息子。カッコイイ高級スポーツカーを乗り回し、情報収集や犯人逮捕には札束をばらまきまくるというボンボン刑事(心の中で「安田一平か!」と突っ込み入れました。)。
そうやって、マイケルは、同僚刑事や女友達のリサの賞賛を得ようとするのであるが、ある時、リサが大陸から香港にやってきたチェン・クン演じる林という刑事と親密なのを知り、林に対し激しく対抗意識を燃やす。
林に対し勝負(殴り合い)を挑むマイケルであったが、敢え無く敗退。しかも定職処分になってしまう。
そんなマイケルに対し、林は怒りもしない。なぜなら、林がやってきた目的は、香港で殺された兄の事件の調査であったからである。
それを知ったマイケルは、林の調査を手伝うのであるが、やがて、マイケルの父が破産、また、林が身体に大きな問題を抱えていることが明らかに・・・。そして、林の兄を殺した犯人の魔の手がリサに及ぶ。

タイトルやポスターから、軽いノリの作品を想像していたのですが、いや、実際、前半はそんなカンジなんですが、途中からけっこうハードな展開に。
クライマックスからラストは、ええーっそんなことになるですか!?です。特に、ヒロインそんな目に遭わせるなんて、恐るべし香港映画(笑)
といっても、すごく面白いってわけじゃないんです。ウソくささもあるしね。
ショーンが富豪の息子っていうのも、ちょっと似合わないカンジするし、大陸から来たチェン・クンの方がケンカも強ければ、何事にもスマートで洗練されてるってのもね。香港ではウケないんじゃないでしょか。大陸向け作品ってことですかね。

チェン・クンはこういうアクション映画は初めてらしいですが、けっこう頑張っていたと思います。
ショーンは最近アクション映画多いですからね、チェン・クンよりやっぱウマいです。
そんでもって、懐かしい顔も見ました。2人が調査途中で犯人ではないかと疑う一人に格闘家?(ジムのようなところにいたのでたぶんそう)がいるんですが、熊欣欣さんでした。おおーっ久々に見たぞー!
熊ちゃんとイケメン2人のバトルありです。熊ちゃん強いです。が、お笑い部門担当です(笑)

まあ、作品自体は正直ビミョウなんですが、ショーンはいつもながらのいい演技してます。
ラストシーンなんか、ちょっとウルウルしちゃいましたわ。
ここのところショーン出演作をDVDやTVでも何本か見たのですが(あゆのDVDつきCDも買いました。こっちでは日本の何分の1かのお値段で買えました。)、どんな作品見ても、ショーンってウマイなぁと思います。特に目線や表情の演技がバツグンにウマイと思います。基本的にそういう俳優好みなんですよね、ワタクシ。

ということで、ショーン的にはなかなかに満足できる作品でした。30元だったし(笑) 
が、作品としては、日本で公開されるのか、DVDやBD出るのかはわかりませんが、レンタル出たらそれで十分かも(^^ゞ

オススメ度 3
(5=絶対オススメ! 4=観て損はない。 3=まずまずかな。 2=観てもいいけど、面白くないかも。 1=観たらお金と時間の無駄。お好きな映画だったらゴメンなさい。)

『花花型警』ポスター花花型警[PLAYBOY COPS]
監督:ジングル・マー
出演:ショーン・ユー、チェン・クン、リンダ・チョン(2008年度作品)

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[2008.03.18(Tue) 02:54] 映画・DVD感想/は行Trackback(0) | Comments(4) 見る▼
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COMMENT

お久しぶりです♪
ショーンに食いつくのは、やっぱり私です(爆)。

羨ましく思いながらも、一体どんな映画や!?と突っ込みつつ、楽しく読ませていただきました(笑)。
チェン・クンは私には濃すぎです(すみません)。
そうそう、フランシスさんの「双食記」がやっと大陸公開らしいじゃないですか。ああ〜いいなぁ〜〜。
by ちゅう

◆ちゅうさん
お久しぶりです。
食いつきお待ちしてました(笑)

映画はぼちぼちでしたが、ショーンはよかったですよ〜。
もしレンタル出たらぜひご覧くださいまし。(ただしあくまでレンタルで十分です。)
チェン・クンはキレイなお顔だとは思いますが、私にも濃すぎです(笑)

でね、この作品に関してはちょっとショックなことがあったんですよー。
コレを見に行った映画館で先月26日だったかな?、プレミアがあったんですが、ショーンが来てたようなんです。
ちょうどその頃、相方が数日出張でPCを持って行ってたため、ネットできなくて知らなかったんですよね。
翌日映画館に行ったら前夜のプレミアの看板が残ってて、ショーンとチェン・クンの来訪が書いてあったんです。
が〜〜〜ん。ショック〜〜〜。
知ってたら行ったのに〜〜〜。
後の祭りでした。
ショックでしょー。
徒歩15分のところにショーンがいたんですよー。
次は逃すまいと固く決意したのでした(笑)

『双食記』は7日から始まってます。
でね、今日(火曜)見て来ました♪
感想は近いうちにアップしますね。
by けろにあ

え〜〜〜!!15分!!
15分先にショーンが・・・・・・
ひぃぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!
それはショックなんてもんじゃぁ・・・・
どうせなら、気づかなかったほうが幸せ・・・
しかし、さすがは上海!!ああ、夢のよう・・・・。

『双食記』もう観たんだ。
うはぁっ、楽しみです!!
こうやって、またお話できて幸せです♪
by ちゅう

◆ちゅうさん
でしょ、でしょ。
よりにもよって知ったのが翌日って、ショック倍増でした(泣)
その映画館、上海プレミアや会見がよく行われてて、『投名状』のプレミアもあったし、つい最近もケリー・チャン、レオン・ライ、ドニー・イェン共演の歴史アクション『江山美人』のプレミアもありました。(ドニが来るなら行こうかと思ったんですが、ケリーだけのようだったのでヤメましたが。)
そういった映画館なので、今後もチャンスがいろいろあるんじゃないかなと期待してます。

私もちゅうさんとお話できて幸せですぅ。
が、実はまだ引越し荷物が受け取れてなくて、ちっこいPCしかないもので、突然ネット落ちするかもです。
たぶん今月中には受け取れると思うんですが・・・。(デスクトップが無事なこと祈ってください)
by けろにあ

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リストマーク 『プレステージ』 

2007年06月25日 ()
これも見てからかなり時間が経ってしまった…。
この作品、最初たしか『イリュージョンVS(バーサス)』というタイトルで予告をしていて、ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベイル演じる2人の天才マジシャンが対決…おー、そりゃ面白そうじゃと早くから楽しみにしていたのでした。
その後、なかなか情報がないなぁと思っていたら、いつのまにか原題をカタカナにした『プレステージ』というタイトルに変わっていて、気付いたのが公開間近で、ちと焦りました。(こっちの方ダンゼンいいですけど)

世界幻想文学大賞を受賞を受賞したクリストファー・プリーストの小説「奇術師」の映画化作品。監督は、『メメント』『バットマン ビギンズ』のクリストファー・ノーラン。
19世紀末のロンドン、2人の天才マジシャン“グレート・ダントン”ことロバート・アンジャーと“ザ・プロフェッサー”ことアルフレッド・ボーデンは、若い頃からお互いに実力を認め合いつつ鎬を削っていたのであるが、ある時、脱出マジックでアンジャーの妻が死亡する事故が発生、その原因がボーデンにあった可能性があったことから2人の間には確執が生じ、アンジャーはボーデンに対し復讐心を抱く。
その後も2人は様々なマジックで腕を競い合っていくのであるが、やがてボーデンが“瞬間異動”という究極のマジックで喝采を浴びると、それに対抗すべくアンジャーもある方法で“瞬間異動”マジックを成功させるのであるが、それはあまりにも恐るべきものであった…。

正直私は期待ハズレだったもので、他の人はどんな?と思って、あちこち覘いてみると、賛否両論のもよう。
たぶん、「期待したもの」がマッチした人は面白かったのでしょうね。
私はコレが“世界幻想文学大賞”を受賞した小説の映画化であることを知らなかったもので、「結末を話すな」と映画の最初でクギをさされる驚愕の結末(オチ)に、ああ、なるほど、そういうことだったのか…と思ったものの、ソコだけ他と浮いた設定(ネタバレにならないように説明するのは難しい…)だったことに、いくらなんでもそりゃないじゃろ、それ掟破りやで…と引いてしまったというのが正直なところ。
また、ヒュー・ジャックマンもクリスチャン・ベイルも好きな俳優なので、2人の華麗なあるいはカッコイイ対決が見られるのかと期待していたのけど、肝心のマジックシーンはあまりなく、ドロドロした確執が主軸となっていたので、それも期待ハズレ。(監督がクリストファー・ノーランだからしかたないのかもだけど。)
そんでもって、そういうことが主軸となっているにもかかわらず、そこまでやるかというほどマジックに人生をかける2人の動機、特にアンジャーの方の心情がイマイチよくわからず。
喝采を浴びたいから? 相手に勝ちたいから? 復讐心から? 純粋に観客を驚かせたいというマジジャンの性? そのどれも動機になっているのかもしれないけど、人物像がボケているようにしか感じられなかったんですよね。
それなのに、トリッキーな構成で話はどんどん進んでいくもんだから、なんというかノレないまま終わってしまったのでした。
過去と現在が交錯する、あるいは結果を先に見せてあとでタネ明かしをするというトリッキーな構成自体は嫌いではないし、そういう構成には、あとで辻褄合せをして、なるほどねーと納得する面白さももちろんあると思うのだけど、今ではもうそう珍しくもないので、ああ、そのパターンねってカンジだったし、そういう構成で“騙し”を主体にした故か、全体的にテンポが一定で、ところどころ眠くなったりもして…。
そんなこんなで、私の場合は、非常にフラストレーションの溜まる作品で、映画を見るより小説読んだ方が面白かったかもと思ったのでした。

オススメ度 3
(5=絶対オススメ! 4=観て損はない。 3=まずまずかな。 2=観てもいいけど、面白くないかも。 1=観たらお金と時間の無駄。お好きな映画だったらゴメンなさい。)

『プレステージ』チラシプレステージ[THE PRESTIGE]
監督:クリストファー・ノーラン
出演:ヒュー・ジャックマン クリスチャン・ベイル マイケル・ケイン スカーレット・ヨハンソン(2006年度作品)


原作小説
4150203571〈プラチナファンタジイ〉 奇術師
クリストファー・プリースト 古沢 嘉通
早川書房 2004-02-10

by G-Tools

[2007.06.25(Mon) 16:42] 映画・DVD感想/は行Trackback(2) | Comments(4) 見る▼
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COMMENT

アメリカでも
評判はいまひとつだったようで そのチョット前に公開されたエドワード・ノートン主演のマジシャン物「The Illusionist」の方が断然おもしろかったと友人が言っておりましたが そっちの方は日本ではどっか買ってくれたのかなぁ? 聞こえてこないけど・・・
で「プレステージ」を観た友は 体力があって気分がいい時に見てねというておりました。
クリスチャン・ベールの大ファンの彼女がいうので
お疲れ気味の今はパスして DVDになってから
観ようと思ってますが 友人の評もけろにあさんと
同じようなこといってました。
ラストがそんなとこにもってく?状態らしいですね。
なーんとなく あれかなこれかなと ちと楽しみだったりして(爆)
by ケイ

◆ケイさん
絶賛されている方もたくさんいらっしゃるので、一概には言えないんですが、私個人としてはDVDでよかったなぁと。
ラストはねぇ、漫画だったら面白いと思ったかもなんですが、そこだけおもいっきり「幻想小説」なんですよねぇ。あ、バラしすぎかも。
ま、DVDになったらご確認くださいまし〜(笑)
by けろにあ

TBさせていただきました。どんなラストかと期待したのに、読めてしまって残念。しかも斜め前のギャルがしょっちゅう携帯見てて、いらっとしました(あら、関係ない話に笑)
by まき

◆まきさん
TBありがとございます〜。
読めましたよね、オチ。
なので全然驚愕しなかったしー(^^;

携帯が気になるなら映画見るな!と後ろから蹴り入れたいですねぇ、そういうバカタレには。
でもそれできないから、慇懃に「大変申し訳ございませんが、携帯の光が気になりますので、ご覧になるのはなるべく控えていただけませんでしょうか」と言ってみるとか…?
by けろにあ

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リストマーク 『バベル』 

2007年06月21日 ()
うーん、うーん、この作品、感想書くの難しいね。いろいろありすぎて・・・。
見てからもうすぐ1ヵ月になるのに、うまくまとまらない。
悩んでてもしかたないので(後がつかえてるし)、まとまらないままにうつらつら書いてみよう。

まずなんといっても、日本が舞台の場面の手話以外の会話部分にも字幕が入っていたのを実際に見た瞬間、とても嬉しかった。署名活動に参加して、ホントによかったと思った。

ストーリーの概略は省略。たぶん多くの方がご覧になっているだろうし、TV等でもかなり紹介されてたし。

【注:ネタバレ含みます。】

タイトルが物語っているように、テーマはコミュニケーションなのだろう。
溝のできてしまったアメリカ人夫婦、アメリカで不法就労しているメキシコ人、聾唖の日本人女子高生、モロッコのヤギ飼いの家族…愛する人や周囲の人とうまくコミュニケーションできないこれらの人々の姿を描くことを通じ、人と人が、ひいては国と国が理解し合うことは簡単ではないが、可能性はゼロではないということを物語っているのであろう。
が、こういう人間の根源的なことを描いている作品の場合、その世界がどれくらいホンモノに近いかが重要なのじゃないかと思う。
で、この作品、監督、脚本家ともにメキシコ人であるということは、メキシコ人を描いた部分以外は、メキシコ人から見たアメリカ人、日本人、モロッコ人が描かれていることにになるわけで、そのあたりのリアリティはどうなのだろうか。
日本人を描いた部分に関しても、聾唖ではない私にはよくわからない。
もちろん、描かんとしていることは頭では理解できる。だが、感情的な部分では、菊地凛子演じる少女の苦悩はやはり理解できない。そのあたりは、聾唖の方の感想を伺ってみたいところである。
また、小市民的な話なのだが、役所広司演じるサラリーマンはいったいどんな仕事をしているんだろうと気になった(笑)
都心の高級高層マンションの最上階に住み、車も持っていて、休暇に?モロッコに狩猟に出かけてたなんて…サラリーマンではまずありえないと思うのだけど。
と、こういう作品でリアリティに疑問を持つと、作品全体としてのリアリティに疑問を感じてしまって、この作品のテーマについて簡単に語ることができないなと思うのである。
仮に、ここで描かれている世界がすごく真実の姿に近いものだとしても、正直、どの登場人物にも感情移入はしにくい。確かにどの人たちも一般市民ではあるのだけど、私自身とは距離がありすぎるのだ。ゆえに、感情に訴えかけてくるものがほとんどなかったのである。
これがドキュメンタリーならまた別なのだけど・・・。
ただ、もっと暗澹たる気持ちになる話なのかと思っていたのだけど、そうではなく、希望の垣間見える結末になっているのはよかったなと、単純にそう思う。

作品の構成としては、モロッコ、アメリカ&メキシコ、日本、それぞれの物語が絡み合っていく・・・みたいな紹介がされていたので、もっと壮大な話なのかと思っていたのであるが、ひとつひとつの物語は極めて個人的な話で、また、無関係ではないというだけで、絡み合っているわけでも1つに集約されていくわけでもなくて、それぞれ完結しているのは少々期待はずれ。
だが、モロッコ→アメリカ&メキシコ→日本と本来時系列に並ぶ物語を、同時進行しているかのように見せる構成は、ちょっとあざとさを感じなくもないが、牽引力があり、飽きることなく見られて面白かった。
ただ、そういう構成であったために、ブラピ演じるアメリカ人夫婦の夫からメキシコ人の乳母への電話のシーンが最初の方に出てきて、妻が無事助かることがわかってしまうのは、どうなんだろう。
ま、サスペンス映画ではないから、そういったドキドキハラハラは必要ないといえば必要ないのかもだけど、個人的には、伏せておいてほしかったなと思った。助かるのわかって見るのとわからないで見るのとでは、もうちょっと印象違ったかも。

各国のシーン、それぞれトーンを変えた撮影(絵づくり)は、場面の違いがわかりやすいというだけでなく、その国その国の空気みたいなものも感じられてよかったと思う。
ただ、ドキュメンタリー風を狙ったのだろうけど、いかにも手持ちカメラですーな撮影は、やりすぎると見ている方が疲れる・・・。
問題になったフラッシュ照明のシーンにいくまでに気分が悪くなった人も多かったみたいだけど、あの撮影は酔う人が出てもしかたない。家庭用ビデオカメラが普及し始めた頃、知人宅に行くと子供の運動会を撮ったビデオをよく見せられたものだが、それを思い出した(笑)
見終わったあと見応え感を感じるのは、もしかして疲れるからかも…と思ったりもして。いや、それを狙ったのか。だとしたら成功だと思う。

と、こんなカンジで、私にとっては、見応えはあるものの感動には至らなかった作品だった。
が、メキシコ人乳母の最後のセリフ(念のため字伏せときます)「私たちは悪いことはしていないのよ。愚かなことをしてしまったの」(だったと思う。間違ってたらごめんなさい)は、とても印象に残った。ああ、これが言いたかったのだなと。
そう、人間というヤツはたぶん、そうなのだ。だからこそ救い難いのと同時に救いの可能性があるのだと、そんなことが言いたかったのだろうと思う。

他にも思ったことはいろいろあるのだけど、まとまらないので それらは、READ MORE 以下に。

オススメ度 4と3の間
(5=絶対オススメ! 4=観て損はない。 3=まずまずかな。 2=観てもいいけど、面白くないかも。 1=観たらお金と時間の無駄。お好きな映画だったらゴメンなさい。)

『バベル』パンフレットバベル[BABEL]
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演:ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット ガエル・ガルシア・ベルナル 役所広司 菊地凛子(2006年度作品)


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前述したように、メキシコ人から見たアメリカ人・・・なのかもしれないが、アメリカ人つーのは、自分本位だなぁと。
夫婦がうまくいかないのは、自分の気持ちに副ってくれない相手を非難するからじゃないのと。(この作品に限らず、アメリカ映画を見るとよく思うことだけど)
自分はどうなのよと反省する気持ちは、命の危機が訪れて初めて生じるものなんだろうか?
人間関係において大切なのは、反省と感謝だと思うのだけど。
また、ブラピ演じる夫の気持ちはわからなくはないけど、他の観光客を強硬に足止めするあたりもねぇ。
日本人なら「どうぞお先に行ってください」ってムリしてでも言うよな、たぶん。・・・最近は、そういう美徳も死滅したかもだけど。

一番気の毒だったのは、モロッコのお父ちゃんだと思う。
荒れた土地で一生懸命暮らしているのに、あんなことになっちゃって・・・。
不法に入手した銃だとわかっていたとしても、あんまりだよー。
上の息子は助かったのだろうか・・・?

性的な描写がいろいろ出てきたけど、あれってどうなんだろう。
確かに性的な交渉は世界共通の最も原始的なコミュニケーションの方法の1つであると言えるのだろうが、少年のマスかきやおばちゃん(乳母)のキスシーンは、どうもしっくりこなかった。

菊池凛子の演技は、天晴れ。アイドル女優やモデル出身女優にはおそらくできないだろう演技で、女優根性を見せましたな。

アメリカ人夫婦の娘を演じているエル・ファニング。言わずと知れたダコタ・ファニングの妹。姉に負けず劣らずな天才かも。

こんなとこか…。

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[2007.06.21(Thu) 02:57] 映画・DVD感想/は行Trackback(1) | Comments(5) 見る▼
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COMMENT

まさしく
私もあのメキシコ人の乳母のラストの言葉が全てを
物語ってると思います。
そうだなぁ・・人間性善説、性悪説色々あるけど
やっぱこの一言に尽きるだろうと・・
けろにあさんも やはりそう思われたんですね(嬉)

ネタバレアリ
助けがきたと分かって お礼にとお金を差し出す
ブラピ・・・
貰うな〜とおもったら やはりあのモロッコ人は当然の事をしただけと断わりましたが これもすごく
印象に残ったシーンです。
他民族に対して何でもお金や特権で解決しようとする(メキシコ人の乳母に対しても)アメリカ人に対して
心で応える貧しい人々。
モロッコやメキシコの人たちのほうが 何倍も幸せそうに見えましたもん。
しかしやっぱ 父親の前で裸っていうのは 変だろ〜
日本人の感覚ではわからん お父さんもまず何か着せるだろとそこは すごく違和感があってこの親子は何?と思ってしまったのが残ってます。
(って大分前に見たし 印象薄ッだったので 笑)

「舞妓haaa〜n」見てきました
久しぶりに何も考えずに 大笑いできる映画でした。
阿部サダヲって やっぱ凄ッ!天才!
小ネタ満載で 舞妓さんも綺麗だし 芸達者な脇役がいっぱいだし なかでも植木等さんが画面に出てきたときは思わずジ〜〜ンとしてしまいました。
遺作がこれって コメディーで活躍されて植木さんには よかったんじゃないかと・・・(多分・・)
ストレス解消になりました。




by ケイ

待ってました!この感想。
私、正直なとこ、この映画のよさが今になっても理解できないです。
言わんとしてることもわかる気がしますが、つっこみどころは満載だし、表現の仕方が好きじゃない(^。^;;


くだらないことに振り回されて、映画観にいけな〜〜い(T_T)

by ここぶー

◆ケイさん
あのメキシコ人乳母の言葉を言いたいがために作った映画…といっても過言ではないように思います。

が、ケイさんのコメントを拝見して、ちょっと思いついたというか考えたんですが、エントリ内で述べている「リアリティ」、もしかしたらそんなに重要じゃないのかも…と。
とーちゃんの前でのすっぽんぽん、私もやっぱり違和感感じたんですが、あの子を、「言葉という表現を持たない」という概念的なものを具現化したもの…と考えれば、リアリティ云々すること自体意味がないかもしれないなぁと。
そういうふうに他の部分も見ると、この作品は、ドキュメンタリー風の手法を取りながらも、リアルな世界を描いているわけではないのかもしれません。そう考えると、けっこう深い作品かもです。深読みしすぎかもですが(笑)
どういうふうに読み解くかで評価の変わる作品かもですね。

「舞妓haaa〜n」は、私はDVDになってから見ます〜。

◆ここぶーさん
一瞬、誰?って思いましたよー。
ここぶーさんはお久しぶりの登場ですね(笑)
ケイさんへのお返事にも書きましたが、深読みするとすぐれた作品のような気もしてくるんですが、実はそんなに深く考えて作られているわけではないかもしれない…ある種、悩ましい作品ですよね。
なので、「すぐれた作品」なのかどうかも一概には言えないようにも思います。
たとえすぐれた作品だとしても、好き嫌いはまた別ですしね。
好き嫌いでいうと、私もあんまり好きな作品ではないですね。

くだらないことに巻き込まれるのは、いつものことじゃん(爆)
by けろにあ

コメントありがとうございました
なんとも言えないハッピーエンドなのかも判らなくてモヤモヤ残りました。子供たちはどうなったの??モロッコのお兄ちゃんも心配だし、可哀想だし、、、
by くまんちゅう

◆くまんちゅうさん
こちらこそTB&コメントありがとうございました。
貴ブログで、わざわざ記事内にリンク入れてくださったのですね。お手数をお掛けしました。ありがとうございました。

モヤモヤ、わかります。
ブラピの子供たちは、乳母を訴えないって警察が言ってたので、たぶん無事だったんだろうなと推測したんですが、モロッコのお兄ちゃんはどうなったんでしょう。ホントに気になりますぅ。助かっててほしいです。
by けろにあ

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リストマーク 『パヒューム ある人殺しの物語』 

2007年05月01日 ()
『パヒューム ある人殺しの物語』チラシ

この思わせぶりなチラシにそそられて見に行った。(といってももう1ヵ月以上前だけど・・・)
「禁断のベストセラー」の映画化とか、スピルバーグ、スコセッシが映画化権を争ったとか、本年度アカデミー賞最有力(気ぃ早っ)とか謳われてるし。

1985年にドイツで出版され世界45ヵ国、累計1500万部の大ヒットとなったパトリック・ジュースキントの小説「香水 ある人殺しの物語」を映画化したヨーロッパ映画。(といっても私はそういう小説の存在すら知らなかったのだけど・・・)
舞台は18世紀のパリ。悪臭の満ちる魚市場で母親に生み捨てにされた男の赤ん坊。のちにジャン=バティスト・グルヌイユと名付けられた彼は、驚異的な嗅覚と体臭がないという特異な体質の持ち主であった。
青年になったジャン=バティストはある時、街ですれ違った女の体臭の芳しさに引き付けられ、その“香り”を保存する方法を取り憑かれたように模索しはじめる。だが、その方法は、あまりにも恐るべきものであった・・・。

【注:以下ネタバレ少々あり】

不幸な生い立ちと特異な体質を持ったある意味これ以上はないというほど純粋なひとりの青年の哀しい物語としては、非常に面白い。(面白いという表現が適切かどうかは悩むところだが。)
人によっては「変態映画」と評している方もいるようだが、私は全然そうは感じなかった。とても切なくて哀しい物語である。
その哀しい青年ジャン=バティストを演じるのはベン・ウィショーというほとんど無名の若手俳優(ちょっと雰囲気がクリスチャン・ベイルに似てるかな)。イギリスの舞台で主に活躍している俳優だとのことだが、役柄上セリフはあまりないのだが、容貌、眼差し、雰囲気…ナイスキャスティングだ。だが、あまりにも似合いすぎているので、この役のイメージが今後のキャリアにどう影響するかちと気がかりではある。
そして、この作品で最もすばらしいのは、非常に濃密な映像だろう。
当時のパリが本当にあんなだったかどうか考証的なことはよくわからないけれど、町並み、服装、小物などなどすごくリアルに再現されており、また、全編に渡ってなんともいえない不気味な雰囲気が漂っていて、時代物サスペンスとしてはムード満点。場所は違うが同時代を描いていた作品『アマデウス』を思い出した。

が、個人的に、どうにも残念でならないことがある。ナレーションだ。
物語が小説のように第三者によるナレーションで語られていくというのは、長編小説の映画化においては、観客に物語を理解させる手っ取り早い方法だとは思う。
しかし、それをやられると映画に入り込めない。
映画とは物語や登場人物の心情、心象を映像で語るものだと私は思う。
それをナレーションで語られてしまっては、そこで語られている以上の深読みができないではないか。
深読みも映画を楽しむ大切な要素だと私は思うのだけど…。
ゆえに、上述したようなせっかくの面白いお話、すばらしいキャスト、凝った美術や映像がもったいない…と思ったのであった。
ただ、ラストシーンの意味までは語っていなかったので、それはよかった…。あれはいろいろ解釈とか深読みできるもんね。

あと、話題になった数百人の民衆による大交歓シーンも、事前に話題にしてはイカンでしょう。
見ないようにしてても、映画サイト等で画像が出てたりしては、どうしても目に入ってしまうもので、衝撃半減。

ということで満足半分、不満半分…といったところかな。

オススメ度 4と3の間
(5=絶対オススメ! 4=観て損はない。 3=まずまずかな。 2=観てもいいけど、面白くないかも。 1=観たらお金と時間の無駄。お好きな映画だったらゴメンなさい。)

パフューム ある人殺しの物語パフューム ある人殺しの物語[PERFUME: THE STORY OF A MURDERER] プレミアム・エディション
監督:トム・ティクヴァ
出演:ベン・ウィショー ダスティン・ホフマン アラン・リックマン(2006年度作品)
ギャガ・コミュニケーションズ 2007-09-07

by G-Tools

原作
4167661381香水―ある人殺しの物語
パトリック ジュースキント Patrick S¨uskind 池内 紀
文藝春秋 2003-06

by G-Tools

[2007.05.01(Tue) 23:55] 映画・DVD感想/は行Trackback(0) | Comments(2) 見る▼
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COMMENT

おはようございます
BBS書いておきました
┌|∵|┘ヨロシク┌|-.-|┐ペコッ
by Yongjia

◆Yongjiaさん
了解しました。
お返事もBBSに書いておきますね。

エントリのコメントにお書きいただかなくても、BBSに書き込みあったらメールでわかるようになってますので、大丈夫ですよ。
但し、迷惑書き込みに関しては、その書き込み主のIPがメール受信しない設定に該当してたりするとメールが届かなくて見落としたりする場合があるんですが…。(その場合は、気がついたら削除するようにしてます)
普通の方の書き込みなら大丈夫ですので、ご安心ください。
by けろにあ

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リストマーク 『墨攻』 

2007年02月09日 ()
中国の戦国時代に存在したと言われている墨家の話を描いた日本のコミック「墨攻」(作:森秀樹)に感銘を受けた香港の監督ジェイコブ・チャンが映画化を企画、香港・中国・韓国・日本の共同で製作された歴史大作。

大国「趙」の10万の大軍によって間もなく攻め落とされるであろう住民わずか4千の「梁城」は、防御に長けた武装思想集団「墨家」に援軍を求めた。しかし、やってきたのは革離(かくり)という墨者ひとり。
革離は梁城の王より全指揮権を譲り受け、軍・住民を総動員して墨家の秘策による防衛準備を開始、やがて始まった趙軍の猛攻を退けることに成功する。
これにより革離は梁城の兵や住民から厚い信頼を受けるが、防衛のためとはいえ敵の兵士の命を奪うことに苦悩し、それが正しいことであるのか自ら疑問を抱く。
また、王や王の側近は、革離の評判が高まることを苦々しく思い、自らの立場が危うくなる恐れを抱き始める。
そして城外では、一旦は退けられた趙軍が、着々と次なる攻撃の準備を始めていた…。

原作コミック、小説ともに未読、なおかつ、墨家についても、戦国時代の中国に存在した、「非攻」(侵略を否定する)「兼愛」(自らを愛するのと同じよう他者を愛する)などの墨子の教えを精神的主柱としつつも防衛のための高い戦闘能力を持つ思想集団であったが、秦による中国統一の頃歴史から姿を消した(歴史から抹殺された?)と言われている…程度の知識しかないまま見に行った。

感想を率直に述べると、「惜しい」あるいは「残念」である。
まず、提示されているテーマはすばらしいと思う。(これについては後述)
シーン、シーンも悪くはないと思う。CG、CGしていて苦笑してしまう場面があったり、戦闘シーンなんかの撮影自体はいまひとつな感じのところもあるのだけど(撮影監督は日本のベテランの方なわけですが、それがよくなかったかも…ヲイ)、すばらしいシーンも随所にあり。
また、香港・中国・韓国から出演の俳優陣もそれぞれに存在感があってよかったと私は感じた。(特にアンディ・ラウは何を演じても似合いますな。文句ナシにカッコいい。ただ、北京語なので吹き替えだったのが残念でしたが。アン・ソンギもさすがの存在感。但し、ファン・ビンビンはちょっとどうよ…声と喋り方が子供っぽい)
しかし、全体的な流れがよくないというか、場面転換や登場人物の感情の移り変わりに唐突さを感じてしまう部分が多々あり、全体を通じて見るとストーリーを追っているだけなカンジとなってしまっているように感じた。
確かにラストシーンとそのあとの文字による後日談は感動的で、頭で理解して「いい話だよね」と言うことはできるのだが、情感的にズッシリくるとか、グッくるとか、ジーンとするとか、そういうのが感じられなかった。
こういう作品は、もっとこう、情感的な感動とともに作品のテーマを考えさせてくれるようなつくりをしてほしいのである。・・・うまく言えないのだけど・・・。

こんなカンジで映画自体のデキは決して満足のいくものではなかったのだが、日本人が書いた中国の歴史物語を、それに感銘を受けた香港人の監督の手によって、香港・中国・韓国・日本の合作で映画化されたことは、とても意義のあることだ思う。
監督は、決して墨家の思想をそのまま良しとしているわけではないが、そこに、この平和とは言えない現代に生きる我々が考えるべきこと、なすべきことのヒントがあるのではないかと提言しているのだろうと思う。
そういったテーマの作品をアジアから世界に向けて送り出すことはとても意味のあることであるのは間違いない。だからこそ「惜しい」と思うのであるが・・・。
今後もこういう香港映画、中国映画、韓国映画、日本映画の範疇に納まらないアジアンムービーがどんどん製作されることには大いに期待したいものである。

オススメ度 4と3の間
(5=絶対オススメ! 4=観て損はない。 3=まずまずかな。 2=観てもいいけど、面白くないかも。 1=観たらお金と時間の無駄。お好きな映画だったらゴメンなさい。)

墨攻墨攻
監督:ジェイコブ・チャン
出演:アンディ・ラウ アン・ソンギ ワン・チーウェン ファン・ビンビン(2006年度作品)
アミューズソフトエンタテインメント 2007-07-27

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メイキング
B000KLNRTKThe Making of 墨攻
アンディ・ラウ
レントラックジャパン 2007-01-19

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ノベライズ
4093861803墨攻
山本 甲士 墨攻製作委員会
小学館 2006-12-12

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原作コミック
墨攻 (1)
墨攻 (1)
酒見 賢一 久保田 千太郎 森 秀樹

関連商品
墨攻 (2)
墨攻 (3)
墨攻 (4)
墨攻 (5)
墨攻 (7)
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原作小説
4101281122墨攻
酒見 賢一
新潮社 1994-06

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[2007.02.09(Fri) 19:23] 映画・DVD感想/は行Trackback(9) | Comments(6) 見る▼
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COMMENT

TB&コメントありがとうございました
>4と3の間

これ凄くわかる気がします(笑)

この手の路線って、『LOVERS』『PROMISE』とひどかったので、ちょっとうんざり気味だったんですが、それらよりは全然良かったですが、惜しいんですよね。

この手の路線の超話題作、金像奨最多ノミネートの例の作品は、風の噂によるとまたひどいみたいですね・・・。
by micchii

◆micchiiさん
こちらこそ、TB&コメントありがとうございます。
そうなんですよね、『LOVERS』『PROMISE』よりはよかったですが、う〜ん…ってカンジなんですよね。

金ピカ映画、実はアヤシイDVDで見てしまいました。
日本語字幕なしだし、途中で止まったり動いたりしましたので、ちゃんと理解はしてないのですが、スケールの大きな「逆噴射家族」ってカンジかな(笑)
ただ、映像美と言っていいかどうかはビミョウですが、色使いがスゴイです。
あれはスクリーンで一見する価値はあるかなと思いましたので、公開されたら行くつもりではいます。
でも、サングラスが必要かも。目が痛くなりそう(笑)
by けろにあ

私は小説を読んで臨んだのですが、映画の感想はけろにあさんとほぼ同じです・・・
小説の革離と映画のそれとは、人物設定が全く違うんですね。(映画の原作である漫画のほうはわかりませんが…)
それをなかなか受け入れられずに上映時間が終わってしまって…
何も仕入れずに映画だけ観たら、また少し違う感想を持ったかもしれませんが。
私がこの映画に求めたものと、監督が撮ったものが、全然違ってた、というかんじなのかな…?
私の率直な感想は「もったいない」でした(笑)
小説どおりに映像化したものを観てみたいなぁ〜
これから漫画のほうを読んでみます。
by むぅ

◆むぅさん
原作のある映画の場合、先に読んでしまっていると違和感を感じること多いですよね。
やっぱり原作のが面白いや…って思ってしまう場合が多かったりして。
私はマイケル・クライトン作品のファンなので、『ジュラシック・パーク』とかやはりそうでした。
この作品も、原作とは違うらしい革離のキャラ(完成された墨者ではなく、この経験で成長する)とか、なかなか大掛かりな撮影とか悪くはないし、役者陣の演技はすごくいいのに、なんかスムーズに伝わってこない…仰る通り「もったいない」(笑)です。
漫画お読みになったら、よろしかったらまたご感想とか聞かせてくださいね。
私も読んでみたいなとは思っているんですが、もうユーズドしかないようなので、古本屋で探すか漫画喫茶に行くしかないのかな。・・・ちとめんどくさい(笑)
by けろにあ

風邪で
寝込んでしまって 体力へろへろになってました。。
けろにあさんとこに書き込むにはおつむをしっかりさせてからでなければ書き込めなかったので やっと・・・(多分 戻ったとは思うけど熱で脳が少しとけちゃったかも〜〜笑)

で「墨攻」・・・ノベライズ本を読んでから映画を観て そのあと原作の小説 コミック本と手を出してしまいました・・ それぞれ全部違うんですもの・・混乱してしまう。 でもプロの戦争請負人としての革離を描いていてラストが秀逸なのはノベライズ本だと思います。
折角映画もいいテンポできていたのに ラスト アンディさんとビンビンにあんな時間を割くことはなかったのに・・・ あれでぼけてしまったと思いますね。
どうしても映画では恋愛模様を入れたいのでしょうが
もっと硬派につくれたのに とても残念です。
戦闘シーンも トンワイさんの手腕が活かされてるとは思えないし 「刺馬」の戦闘シーンもあんな感じかなと思うと ジェットのアクションシーンはどうなるんだろうと ちと不安・・・
ピーター監督がリアルな戦闘になるといってるし ジェットのアクションシーンは少ないとも語ってるようなので あんな感じかなぁ?・・・
でも 作品としては面白かったですよ だから惜しいって気持ち同感です・・・
ノベライズ本オススメですよん。日本の筆者だから
日本人にとって感性が素直に受け入れられやすく すらすら読めちゃいます。
それにしても アンディさんはかっこいいですなぁ・・・アン・ソンギさんもさすがだし・・・
(ソンギさんはMUSAの隊長さんが大好き)
役者さんもそれぞれなかなかよかったですね。
「刺馬」が楽しみ〜〜〜
by ケイ

◆ケイさん
あらら、お風邪でいらしたんですね。
暖冬だといいながらけっこう流行ってるみたいですもんね。
もうお元気になられたのですね、よかった。

> けろにあさんとこに書き込むにはおつむをしっかりさせてからでなければ書き込めなかったので
あら、そんな。。。すみません(汗)
しょーもないブログなので、そんなにお気を使われる必要ないですよー。
どうぞお気軽に書いちゃってくださいねぇ。

「惜しい」ですよね、この作品。
全然ダメダメなら、ダメじゃーんで終われるんですが、いいところもいっぱいあるので、よけいイライラしちゃうってカンジでした。
原作は読もうかどうしようか迷ってまして・・・。
読むなら原作小説にしようと思ってるんですが、それほど興味のある時代でもないので・・・。
本屋で偶然見つけたら買うことにしようかなって思ってます。

戦闘シーンは、合戦モノなのでしかたないですよねぇ。
でも、だったらトンワイさんに頼む必要なかったんじゃない?とも思いますよね。
『刺馬』もたぶんジェットの個人的なアクションシーンは少ないんだろうなと、今から期待しないようにしてますぅ。
あっても飛んでる可能性高いし(笑)
でも、作品自体は楽しみですよね。早く見たいですよね。
あ、その前に『ROGUE』改め『War』を早く〜ですよね。
 
by けろにあ

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リストマーク 『パパラッチ』 

2006年11月03日 ()
予告や宣伝のコピーが、非道なパパラッチに「メル・ギブソンが反撃する」というものだったので、てっきりメル・ギブソンの監督作品かと思ってました。違ったのね〜(^^;
メル・ギブソンが監督だったら、もっと大掛かりに宣伝してたはずですよね。彼はプロデューサーでした。

主演映画が大ヒットして一躍大スターになったアクション俳優ララミー。彼は、家庭ではよき夫、よき父であり、自分をとりまく環境の変化にとまどながらも、妻と幼い息子ともに平穏な生活を送っていた。しかし、スターになったララミーをパパラッチが執拗に追いかけはじめ、家族を守ろうとしたララミーはパパラッチの罠にはまって暴力事件を起こしてしまう。さらに、エスカレートするパパラッチたちの取材。ついに、パパラッチの車に追われたララミーは交通事故を起こしてしまい、最愛の息子が意識不明の重体に・・・。そして、ララミーはパパラッチたちに復讐を始めるのであった。

パパラッチに追われたことが原因とされるダイアナ元英国皇太子妃の痛ましい事故死をはじめ、ハリウッドのスターたちに限らず、世界中のセレブとパパラッチとのトラブルは日頃から数々報道されていますが、中にはこの作品で描かれているような深刻な事件・事故を招いている場合も少なからずあるようです。
おそらく自身も何度もイヤな目に合ったのであろうメル・ギブソンが、パパラッチされる側の立場から、しかも実際には実行不可能な「反撃」を映画の中で描いてみせたと、そういう作品なのでしょう。
その反撃の仕方は、けっして肯定できるものではありませんが、この作品を見たセレブたちが少しでもスッキリしたのなら、まあ、よいのではないかと。

しかしながら、脚本家・監督ともに本作がデビューということもあるのでしょう、全体的に少々うすっぺらな感じがするのは残念。
上映時間84分と短めに仕上がっているのですが、もうちょっと長くなってもいいから、登場人物の性格や心情を描き込んだ方が、見応えがあったのではないかと思います。特に、事件を捜査する老刑事のキャラクターがいまひとつわかりづらかったのが気になってしまいました。
映画というよりは、2時間枠の特番ドラマと思って見れば、それなりに楽しめるのではないかと思います。

オススメ度 3
(5=絶対オススメ! 4=観て損はない。 3=まずまずかな。 2=観てもいいけど、面白くないかも。 1=観たらお金と時間の無駄。お好きな映画だったらゴメンなさい。)

パパラッチパパラッチ[PAPARAZZI]
監督:ポール・アバスカル
出演:コール・ハウザー トム・サイズモア ダニエル・ボールドウィン(2004年度作品)
日活 2006-08-04

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[2006.11.03(Fri) 01:15] 映画・DVD感想/は行Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 『ビッグ・スウィンドル!』 

2006年10月25日 ()
「冒頭1分からダマされる! 予測不可能な完全犯罪、そして明かされる意外な真相。」
「この華麗なる罠にあなたはハマるか!? 見破るか!?」
という謳い文句と本国でいろんな賞を受賞したらしいというしで、韓国のコンムービーってどんな?と思って見てみました。

刑務所から出所したばかりのチャンヒョクという男が、伝説の詐欺師と言われるキム先生という人物に、韓国銀行から大金を騙し取る“仕事”を持ちかけ、ひとくせもふたくせもある男たちが集まり計画を実行、うまくいったかにみえたが…。

コンムービーなので、これ以上設定やストーリーは書かかずに、ネタバレしない範囲で感想を。

古今東西のコンムービーを勉強したんだろうなぁという努力は見えます。
監督はこれがデビュー作らしいので、初監督作品としては、頑張ったと思います。
しかし、そこは韓国、はっきり言って、謳い文句の「華麗なる」とはほど遠い〜(笑)
コンムービーに必要な(と私は思っている)オシャレさや粋さやカッコよさはあまりなく、愛憎盛りだくさん。ウマイ!と思うところは皆無です。
それに、ストーリーの核となるとあることが、カンタンに見破れてしまいました(^^;
でも、一緒に見た相方は見破れなくて、けっこう面白かったと言ってましたので、見破ってしまった私は損した気分。
それほど期待せずに見ればそこそこ楽しめるかもですが、華麗に気持ちよくダマしてほしい方には向かないかと。

オススメ度 3
(5=絶対オススメ! 4=観て損はない。 3=まずまずかな。 2=観てもいいけど、面白くないかも。 1=観たらお金と時間の無駄。お好きな映画だったらゴメンなさい。)

ビッグ・スウィンドル!ビッグ・スウィンドル![THE BIG SWINDLE]
監督:チェ・ドンフン
出演:パク・シニャン ヨム・ジョンア ペク・ユンシク イ・ムンシク パク・ウォンサン キム・サンホ チョン・ホジン(2004年度作品)
アミューズソフトエンタテインメント 2006-05-26

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[2006.10.25(Wed) 02:02] 映画・DVD感想/は行Trackback(1) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 『ブラッド・ブラザース/刺馬』 

2006年09月28日 ()
「リメイク版『刺馬』で、ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武共演、3人とも頭剃ります」ニュースが出て以来、「刺馬」「アンディ・ラウ」「金城武」などの検索で来られる方がけっこういらっしゃるようなので、昔の『ブラッド・ブラザース(刺馬)』をエントリしておきます。(中国のネットニュースにも一斉にこのニュースが出てます。)
といっても、私も、「ジェットとアンディが共演か」のニュースを拾ってから見たので、割と最近に見たのですが・・・。

清朝時代(1870年)に実際に起こった「馬新貽総督刺殺事件」を元ネタとして製作された武侠映画。

マー(馬)総督を殺害したとして、チャンという男が捕縛された。チャンは潔く取り調べを受けるが、なぜマーを殺害したかを、口述ではなく文書で述べたいと申し出て認められる。チャンが書き記した事件のあらましは・・・。

腕に覚えのあるチャンは兄のホアンとともに山賊をしていた。ある時、通りがかったマーという男を襲うが、マーが優れた武術家であり、いずれ中央で名を挙げるという野望を持っていることを知り意気投合、義兄弟の契りを結ぶ。そして、3人で付近の山賊を制圧し、その日のために備えるのであった。
3人は厚い友情で結ばれ、順調にいっているかのような日々であったが、ホアンの妻ミランが、心根は優しいが粗暴な夫ホアンとは違って、腕が立ちクールな男らしさを持つマーにひかれていっていた。そしてマーもまたミランに・・・。
やがて、そんな思いを振り切るようにマーは国家試験を受けるために旅立っていく。
そして数年後、中央で出世したマーからチャンたちのもとに、自分の軍に加わってほしいとの連絡がくる。喜び勇んで駆けつけるチャンたち。だが、再会したマーは昔のマーではなかった。
それでもしばらくの間は、チャンたちはマーの軍で手柄を上げ、3人の関係はなんとかうまくいっていたが、やがてホアンの粗暴な行いが己の出世の邪魔になると考えたマーはホアンを罠にかけて殺害することを計画、またミランともついに思いを通じ合わせるのであった。
それを知ったチャンは、殺害された兄の仇を取るためにマーの暗殺を決意したのであった・・・。

製作されたのは1973年、今から30年以上前のことで、日本で『燃えよドラゴン』が公開された年です(その時、ブルース・リーはすでに故人でしたが)。
時代を考えると、すばらしくよくできた作品だと思います。 丁寧なつくりで、アクションと情感の両方をバランスよく描いており、今見ても、十分に鑑賞に堪える作品です。
もちろんアクションシーンは、現在のアクションを見慣れている目にはスピード感などの点で少々物足りない感はいくぶんあるものの、主人公たちはそれぞれ見事な武術やアクションを見せています。
中でも、マーを演じているティ・ロンは、ジョン・ウー監督作品『男たちの晩歌』シリーズのチョウ・ユンファの相棒役で知られていますが、若い頃はこんなに色男でカッコよかったのかーっと少々ビックリ(笑)。聞いたところによると、ブルース・リーも学んだ詠春拳の達人であったそうです。
チャンを演じているデヴィッド・チャン=ジョン・チャンは、後にジェット・リーの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱』や『ドラゴン/ブルース・リー物語』などにも出演、現在も俳優として活躍していますが、これまた若い頃はスマートでカッコいいのです。今は、ガッチリしたおじさまになっているけれど・・・。

ただ、欲を言うなら、ミランがもっと魅力的だとよりよかったのになぁとは思います。
夫であるホアンはもちろん、マー、そしておそらく義弟でありながらチャンも少しひかれていたのであろうと思われるミランという女の存在が、3人の男たちの関係に微妙な影響を与えるわけであるので、これら3人の男がホレてもしかたないなという説得力のある描き方であったらもっとよかったかと。

ラストはかなり衝撃的で、決して後味のいいものではありませんが、1つの名作と言って過言ではない作品でしょう。

ブラッド・ブラザース
中国のサイトに写真があったので借りました。画質悪いですが。
左からジョン・チャン=デヴィット・チャン、ティ・ロン、チェン・カンタイ

オススメ度 武侠映画がキライでなければ4
(5=絶対オススメ! 4=観て損はない。 3=まずまずかな。 2=観てもいいけど、面白くないかも。 1=観たらお金と時間の無駄。お好きな映画だったらゴメンなさい。)

ブラッド・ブラザース/刺馬ブラッド・ブラザース/刺馬[THE BLOOD BROTHERS/刺馬]
監督:チャン・チェ
出演:ティ・ロン ジョン・チャン(デヴィット・チャン) チェン・カンタイ(1973年度作品)
キングレコード 2004-06-02

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さて、この作品のリメイク、もし本当に、ジェット、アンディ、金城くんの3人が出演するなら、誰がどの役なんでしょう。
金城くんがチャンというのはたぶん間違いないでしょうが、このままのストーリー、キャラ設定では、ジェット、アンディの2人が出演する意味があまりないように思います。
ので、ジェットの出演はないか、出演があるなら設定自体が大幅に変更されるのではないかと想像します。
リメイク版を製作するピーター・チャン監督は、「アクション映画になる」と以前語っていましたが、監督の得意とする情感表現もきちんとなされた作品にしてもらいたいなぁと思うのでありました。

[2006.09.28(Thu) 17:41] 映画・DVD感想/は行Trackback(1) | Comments(2) 見る▼
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COMMENT

本当ですか?
アンディさんと金城君の出演は分るのですが・・・Jet Liはちょっと信じがたいですね。
だって今後はアクション映画は撮らないと、いってましたから。
by ハル

話半分に(笑)
ハルさん
はじめまして。(ですよね)
コメントありがとうございます。
中国の報道はガセや先走りも多いので、実際に製作発表されるまでは、話半分にされた方がよろしいですよ〜(^^ゞ
現在のところ、金城くんとアンディもまだ決まっていないようですが、可能性はあるようです。
が、ジェットはちょっと不明ですねぇ。ジェット側からは一切何のコメントも出されていないですので。
私は出演はないんじゃないかと思っているのですが・・・。

>今後はアクション映画は撮らない
これは、正確には、『SPIRIT』のように武術の真髄を描いたような武術映画は『SPIRIT』でやりきったからもう撮らない・・・ということで、アクション映画にはこれからも出演すると本人が語っています。
来年にはジェイソン・ステイサムと2度目の共演作であるアクション映画『ROGUE』が公開されますし、4月にはジャッキー・チェンとの共演作の撮影に入るそうですし。
by けろにあ

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リストマーク 『プルーフ・オブ・ライフ』 

2006年09月18日 ()
映画感想 * 映画
公開当時、ラッセル・クロウとメグ・ライアンのロマンスばっかりが報道されて、監督が怒っちゃったとかなんとかそんな話がありましたっけ。
私はあんまり興味をひかれない作品だったんですが、相方が見たいというので見てみました。

南米の某国でその国のために働いていたアメリカ人技士ピーター(デヴィッド・モース)が反政府ゲリラに誘拐される。交渉人として民間軍事会社に所属するテリー(ラッセル・クロウ)が派遣されて来たが、ピーターの会社が経営危機で保険がキャンセルされ、一旦は現地を去る。しかし、嘆き怒り悲しむピーターの妻アリス(メグ・ライアン)のためにテリーは舞い戻り、ピーターを無事救出すべく、交渉を続行。やがて、難航する交渉に見切りをつけたテリーは、自らピーター救出に向かう。

カンタンに言うと、アメリカの大好きな(笑)“人質救出軍事作戦もの”とクールなボディガードとターゲットの女性が禁断の恋に落ちる“ボディーガードもの”を合体させたような作品。
全然期待せずに見たので、想像していたよりは面白かったのですが、あまりにもお約束通りのキャラ設定、展開で、ちょっと苦笑しました。
テリーとアリスのロマンスにかなり重点が置かれているので、バリバリに渋い交渉人ものや軍事ものを期待するとハズれるでしょう。


【注:以下、ネタバレあり】

ところで、ある場面について、私と相方の意見が分かれたんですよね。
テリーがピーターの救出にいざ行かんとする場面なんですが、テリーとアリスがチューをするんですな。
私は「チューはいかんだろ、チューは」と思ったんですが、相方は「チューくらいいいだろ」と言うんですよ。
そりゃね、テリーは今から自らの命を危険にさらして、ホレてしまった女のダンナを救出に行くわけですからね、チューくらいいいのかもしれません。
が、私は、ここでチューしなかった方が、テリーはよりカッコよかったと思うんです。より切ないし・・・。
こういうシビアな設定でありながらロマンスにも重点をおいている作品の場合、いかにそのロマンスを渋くするかで、ずいぶん作品の質が変ると思うんですよ。
私の意見、っていうか好み?は、東洋的だと自分でも思うんですが、やっぱり、強い男を描く場合は、く〜っ、カッコイイ、渋い〜と思える男にしてほしいなぁと思ってしまいます。
この作品をご覧になった方は、このシーン、どう思われたでしょうか?

オススメ度 3
(5=絶対オススメ! 4=観て損はない。 3=まずまずかな。 2=観てもいいけど、面白くないかも。 1=観たらお金と時間の無駄。お好きな映画だったらゴメンなさい。)

プルーフ・オブ・ライフプルーフ・オブ・ライフ[PROOF OF LIFE] 特別版
監督:テイラー・ハックフォード
出演:ラッセル・クロウ メグ・ライアン デヴィッド・モース(2000年度作品)
ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-08-04

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[2006.09.18(Mon) 19:15] 映画・DVD感想/は行Trackback(0) | Comments(2) 見る▼
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COMMENT

それって
男と女の違いかも・・・(爆)
実は 私も「ターゲットブルー」と比較してみておりました
似たような状況の映画では いつもリンチェ作品と比較してしまう
性になってしまっておりまして・・(笑)
好きな女の為に己をジッと押さえて 男は黙って行動する・・
やっぱそんなところに 女は惹かれるのであって
特に夫が大変な目にあってるのに フツーそうなるか?って
思いでみてました・・・

ラッセル・クロウの演技は好きなんですけど これはダメでした
夫役のデヴィッド・モースが 気の毒で・・・(笑)

デヴィッド・モースといえば レオン・カーフェイ主演の「ダブル・ビジョン」ご覧になりましたか?
オカルト・ホラー・サスペンスという もっとも私の苦手な分野なのですが たまたまTVでやってまして チラッと見たのが運のつき・・・
最後まで見てしまいました(当然目をつぶりながら)
道教の教えに即して殺人がおきるという まるで台湾版「セブン」を彷彿させる内容に 前半は面白かったんですが
ラストよく分からなくって・・・ 
道教思想が面白く見れました




 
by ケイ

やっぱりそう?
ケイさん
やっぱり男女の違いですかねぇ?
私も『ターゲット・ブルー』を思い浮かべて、あのジェットの方が断然かっこいいぞと思ったのでした(笑)
あと、ちょっと違うんですけど、『ルパン三世 カリオストロの城』で、ルパンが最後、クラリスを抱きしめるのをガマンする場面も思い浮かべたんですよね。あのルパン、かっこよかったですもん。

そうそう、デヴィット・モースの夫、頑張ってましたもんね。
絶対妻のもとに生きて帰るんだって。
なのに妻は、日常では身近にいないであろうタイプの男にホレちゃって・・・ヲイ!でしたよねぇ。

『ダブル・ビジョン』、未見です。
今度見てみますね。
(ああ、ケイさんオススメが溜まってきましたわ。あ、でも、『レジェンド・オブ・メキシコ』と『ビー・クール』は見ましたよ。まだエントリしてないですけど)
by けろにあ

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リストマーク 『バレットモンク』 

2006年07月13日 ()
マッスルモンク』から坊さんつながりで(笑)
公開当時、「弾丸坊主」「弾丸坊主」と繰り返すTVスポットの中でチョウ・ユンファ演じる坊さんが二挺拳銃を手にしている姿と製作者の中にジョン・ウーの名前を見たときは、これは見たいぞと思ったものの、結局映画館には足を運ばず仕舞いでそのまま忘れていたのだけど、最近やっとレンタルで見た。

この世を天国にも地獄にも変えることのできる強大なパワーを秘めるという巻物が、チベットの仏僧たちによって代々守り伝えられてきた。その巻物は3つの予言を成就した者によって60年間守られ、後継者に引き継がれる。巻物の守護者となった者は、その間年を取ることもなく、不死身となる。
60年前、ひとりの僧が守護者となった。その直後、巻物を手に入れようとするナチによって寺が襲撃されたが、、僧はナチの手を逃れ、巻物とともに姿を消す。
時は流れ、現代のニューヨーク。この地に姿を現した僧は、ひとりの気のいいスリの若者カーと出会う。そして、カーが後継者となるべき人間であることを示すかのように予言が成就されていく。
だが、60年前、巻物を手に入れ損ねたナチの残党ストラッカーの魔の手が迫りつつあった・・・。

チョウ・ユンファとジョン・ウー(監督ではないけど)とくれば、かつて『男たちの挽歌』にシビレた身としては、期待しちゃいますよね、やっぱり。ユンファが二挺拳銃をバンバン撃ちまくる姿を。
アレ? 一場面だけですか?
いやーん。もっとやって〜。
カーのマーシャルアーツシーンとか、カーとどっかのマフィアの娘との恋物語とか、予言がどうのとか、どうでもいいから。どうせ、バカバカしい話なんだし(笑)
でも、ハリウッドは暴力シーンにうるさいからダメなのよねぇ。
正直、ユンファも年取ったなぁとは思ったものの、コートを翻して二挺拳銃をぶっぱなす姿はさすがです。カッコイイ〜っ!
フェイス/オフ』のトラボルタ、ニコラス・ケイジ、『M:I−2』のトムなど足元にも及びません。二挺拳銃を持たせたら、たとえ坊主であっても、世界一カッコイイ。
この人はマーシャルアーツアクションじゃなくて、ガンアクションの人なの。だから、もっとガンアクション見せてくれなきゃー。
あ、でも、『王様と私』のリメイク『アンナと王様』の王様の役は、昔のユル・ブリンナーとはまた違う魅力のある王様でよかったけどね。が、実は、そんなことあるはずがないけど、王様が二挺拳銃出さないかなぁって思いながら見てたりした私です(笑)
ということで、この一場面を相方とともに「カッコイイ〜」と言いながら、何度も繰り返し見たのでした(笑)

オススメ度 2
(5=絶対オススメ! 4=観て損はない。 3=まずまずかな。 2=観てもいいけど、面白くないかも。 1=観たらお金と時間の無駄。お好きな映画だったらゴメンなさい。)

バレットモンクバレットモンク[BULLETPROOF MONK]
監督:ポール・ハンター
出演:チョウ・ユンファ ショーン・ウィリアム・スコット ジェイミー・キング(2003年度作品)
アミューズソフトエンタテインメント 2006-06-23

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[2006.07.13(Thu) 20:45] 映画・DVD感想/は行Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 『PTU』 

2006年07月11日 ()
先日見た『ブレイキング・ニュース』がけっこう面白かったので、ジョニー・トー作品を。
といっても、我が家の近くにあるレンタル屋には、トー作品がほとんどなくて、あまり見られないのだけど・・・。

ある刑事の拳銃紛失事件とマフィアの息子殺害事件を追う警察内の3つの組織に属する警察官たちの一夜を描いたサスペンス・アクション。
「PTU」とは、緊急事態時に人員の提供を行うことを主な任務としている香港警察特殊機動部隊(Police Tactical Unit)のこと。隊員は軍隊のような制服を着用している。(映画の中では、夜の街を巡邏していたので、そういう業務もあるのかもしれない。)

ある夜、組織犯罪課の刑事サァが、街のチンピラとの揉め事の最中、自らのミスで拳銃を紛失。それを知ったサァの親友であるPTU(香港警察特殊機動部隊)のホー隊長は、サァの窮地を救うべく自らの部隊を使って拳銃探しを手伝う。
同じ頃、サァの揉め事の相手であるチンピラたちのリーダー・マーが殺し屋に殺害される事件が発生。マーがマフィアの息子であったことから、女性刑事チョン率いるCID(重犯罪特捜班)が捜査に乗り出し、息子を殺されたマフィアのボスも犯人は敵対勢力であると判断し、報復に動き始める。
なんとしても拳銃を見つけ出したいサァとホー、事件を解決したいチョン。タイムリミットは勤務時間の終わる午前4時。
そして、それぞれの思惑で動いていたPTU、CID、マフィアのボス、殺し屋、そしてサァ刑事が、早朝の香港のある場所に集結する。

まず、私の大好きなトー作品『ザ・ミション 非情の掟』や『ブレイキング・ニュース』に比べると、いまひとつテンポがよくないかなというのが、正直な感想。
なんか、こう、ビシッと一本通ったものがないというか・・・。後半は、トー監督らしくすごくクールなのだけど、前半コメディっぽいし。
サァが拳銃を無くす原因とそのオチが、やはりちょっと寒い…よねぇ。
まあ、サァを演じているのがラム・シューなので、とってもらしくていいんですけどね。ラム・シューを知らないと、バカバカしく見えちゃうかも。で、最後、アンタのせいでエライことになったのに、何かっこつけてるんだぁー! あ、でも、それで一気に解決したってのもあるか(笑)

個人的に印象的だったのは、サイモン・ヤム演じるホー隊長が示すサァに対するクールな友情。表面的にはクールなんだけど、自らや自らの部下を危険にさらしても協力するあたり、心の内には厚い友情を秘めているのだなと。
同様に、そんな隊長に、なんでオレたちが…と不満を言いながらも、隊長の身を案じて行動を共にするPTUの隊員たちの姿。ぐっときますねぇ。こういうのを描くの、ほんっとにトー監督はウマイ。

また、トー監督はかなり警察組織や内情を調査したようで、軍人のようなキビキビしたPTU隊員たちの動作や銃撃戦の際のフォーメーションなどは実際のものに近いらしいし、作品中で描かれているような、PTUやCIDのかなーり強引な(暴力的な)捜査方法や不祥事隠しも実際あるようなので、そのあたりはとても興味深い。

オススメ度 3
(5=絶対オススメ! 4=観て損はない。 3=まずまずかな。 2=観てもいいけど、面白くないかも。 1=観たらお金と時間の無駄。お好きな映画だったらゴメンなさい。)

PTUPTU[PTU]
監督:ジョニー・トー
出演:サイモン・ヤム ラム・シュー ルビー・ウォン(2003年度作品)
キングレコード 2005-10-05

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[2006.07.11(Tue) 17:04] 映画・DVD感想/は行Trackback(1) | Comments(2) 見る▼
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COMMENT

TB&コメントありがとうございました
おっしゃるように、ちょっとテンポが悪いですよね、十分面白いですが。
でも、この映画はなんといってもラム・シュー。ラム・シューファンにはほんとにたまらないですよこの作品は(笑)
ラストの銃撃戦の時、電話ボックスで頭を抱えているところなんか最高です!

>そんな隊長に、なんでオレたちが…と不満を言いながらも、隊長の身を案じて行動を共にするPTUの隊員たちの姿。ぐっときますねぇ。

ほんとにこういうのがトーさんは抜群に上手いですよね。
サイモン・ヤムが画面手前に向かって歩き出したのに続いて、部下たちが遅れて歩き出すシーン、あのシーンがこの映画で一番痺れます。
by micchii

ラム・シュー!
micchiiさん
TB&コメントありがとうございます。
ホントこの作品は、ラム・シューに始まり、ラム・シューに終わる作品ですね。
ともすれば、サイモン・ヤムやPTU隊員たちのカッコよさが吹き飛んでしまいそうなほど、もういとおしくなってしまうくらいラム・シューが魅力的です(笑)
私もすっかり林雪迷かも・・・。
by けろにあ

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リストマーク 『白昼の死角』 

2006年06月29日 ()
映画紹介 * 映画
昨日、某TV番組で、戦後間もない頃に起きた「光クラブ事件」を再現したドラマを特番放送していた。(山崎晃嗣役:萩原聖人)
一連のライブドアの事件と光クラブ事件が似ているとする新聞や雑誌の記事もあったようで、こんな企画ができたのだろう。
光クラブ事件とライブドア事件が似ているかどうかは、私にはあまり興味がないことなので横に置いておいて、ドラマを見て、映画『白昼の死角』のことを思い出したのでちょっとエントリしておこうかと。
この作品は、光クラブ事件を元にした高木彬光の小説「白昼の死角」の映画化である。実は私は原作を読んでいないので、原作通りなのかどうかはちょっとわからないのだが。(読んでいない理由は、映画が公開された当時の私にはこの原作小説は難しすぎたから。)

公開当時、夏八木勲演じる主人公鶴岡七郎が、法律の網をくぐり抜ける鮮やかな手口の金融詐欺で次々と大金を手にしていく姿が、悪人でありながらかっこいいと思ったものだった。ラストシーンも衝撃的だったし。
今見ると、たぶん画質やテンポも悪く感じるのだろうけど、当時の日本映画の中では、なかなかに面白かったと今も思う。
「狼は生きろ、豚は死ね!」というキャッチコピーをご記憶の方も多くいらっしゃるだろう。
テーマソングはダウンタウンブギウギバンドの「欲望の街」。これもけっこうインパクトがあった。
現在レンタルにこの作品があるのかどうかはわからないけれど、なんだか久しぶりに見てみたくなったのである。
原作も新装版で出版されているようなので、読んでみようと思う。今なら理解できるかもだしね。

オススメ度 4
(5=絶対オススメ! 4=観て損はない。 3=まずまずかな。 2=観てもいいけど、面白くないかも。 1=観たらお金と時間の無駄。お好きな映画だったらゴメンなさい。)

B00005N2CX白昼の死角
監督:村川透
出演:夏八木勲 竜崎勝 千葉真一 天知茂 丹波哲郎(1979年度作品)
東映 1990-05-25

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白昼の死角白昼の死角
高木 彬光
光文社 2005-08

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[2006.06.29(Thu) 23:44] 映画・DVD感想/は行Trackback(0) | Comments(2) 見る▼
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COMMENT

これ、見損なってしまいました;;
懐かしくて、見たかったな〜
レンタルあるかなー
by おぺ

おぺさん
見逃したのはドラマですか、映画ですか?
『白昼の死角』、レンタルにないかもー。
あってもVHSでしょう。
『人間の証明』とか『野生の証明』とか、当時の角川映画があれば、あるかもですが。
ウチの近くのレンタル屋はほとんどがDVDなので、たぶんないと思います。
見られないと思うとよけいに見たくなりますよねぇ。
by けろにあ

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